tag:blogger.com,1999:blog-9548734031636566522024-03-13T15:48:08.766+09:00ERから地域医療へ北米型ERを学び、地域医療へどのようにつないでいくのかshinyahttp://www.blogger.com/profile/16295241289828164303noreply@blogger.comBlogger349125tag:blogger.com,1999:blog-954873403163656652.post-20994760178239734352021-10-17T08:15:00.003+09:002021-10-17T08:15:44.175+09:00医療のスタンダードってなんだ?<p> 最近、もっぱらポケットエコーにハマってます。</p><p>コードがないから、スクラブに持ち歩いて回診の時も外来の時も、救急車対応の時も使っています。</p><p> ある人からは、個人持ちでそんな高価なものいりますか?エコーで実際に診断が大きく変わったことはないし。と言われました。</p><p> そうでしょうか?</p><p>問診、身体所見</p><p>これは当然基本です。これ無くして鑑別もあがりませんのでそれは当然。</p><p>でも、みんなが持ってる聴診器。これで方針が変わったことはないですか?</p><p>喘息、間質性肺炎など空気が関連することにおいては、疑うきっかけになったと思います。</p><p>二百年前に作られた聴診器。</p><p>当時は高価なものだったと思いますし、本当に意味があるのか?と周りから思われたかもしれません。でも、二百年経って、ある程度経験と実績が積み重なって、今の聴診器の立ち位置があります。</p><p> エコーはどうでしょう。特にこの10年で画質の解像度はとても良くなり、侵襲性においても、供覧するにおいても、水成分をチェックするには聴診器より確実に精度が高いです。</p><p> そんなエコーが、手軽にできるような世界になったら…</p><p>医師にも患者さんにもメリットが多いと日々感じます。</p><p>でも、繰り返しますが、問診と身体所見が最重要項目です。</p>shinyahttp://www.blogger.com/profile/16295241289828164303noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-954873403163656652.post-62335053047090644352021-10-02T07:37:00.003+09:002021-10-02T07:37:34.789+09:00地域医療学のブレイクスルー を読みました<p> 予約していた本が届いたので、早速読みました。</p><p>昨日は台風の影響で午後はほとんど患者さんの受診がなかったので、隙間時間を使って。</p><p><b><span style="font-size: medium;">「ビジョンと戦略からはじまる 地域医療学のブレイクスルー」</span></b></p><p>四方 哲 中外医学社</p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhDRWXKHqOvJrzmsG3P6a9GtS8Sg5Xvnm1KKXlYJ30xHD1274alvBmpa5MJ0BMx4FqWreqSEkY1Vqj5SANskbm_C13CIeeEZAVoRAJOQeehnirW5PNSeU5YxtLubO2cgvvJH_VL0bV6PxJV/s2048/IMG_3630.HEIC" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="2048" data-original-width="1536" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhDRWXKHqOvJrzmsG3P6a9GtS8Sg5Xvnm1KKXlYJ30xHD1274alvBmpa5MJ0BMx4FqWreqSEkY1Vqj5SANskbm_C13CIeeEZAVoRAJOQeehnirW5PNSeU5YxtLubO2cgvvJH_VL0bV6PxJV/s320/IMG_3630.HEIC" width="240" /></a></div><br /><p><br /></p><p>読み終えての感想は、</p><p> 「やっぱり、自治医大出身の先生たちは、一歩も二歩も先を進んでいる」</p><p>そんな気持ちと</p><p> 「自分が進もうと思っている取り組みは間違ってはいなさそうだ」</p><p>という後押しをもらった気持ちになりました。</p><p> 43歳という若さで院長となり、ビジョンと戦略を用いて進まれた四方先生</p><p>最近いろいろと医療界でもリーダーのありかた</p><p>についても言われるようになっていますが、実践されてこられた先生なのだと思います。</p><p>今まで,私自身も尊敬するリーダーはいろいろなタイプの先生がおられました。どのタイプがいいとか悪いとかではなく、そのときの組織の状態や、規模、目標によって違いがあるのかと思います。</p><p> 共通していたのは、以下の点です。</p><p> <b>強い情熱がある</b></p><p><b> 圧倒的な臨床能力がある</b></p><p><b> 誠実である</b></p><p><b> 常に知識をupdateしようと心掛けている</b></p><p>この点は、どのリーダーにも共通しているところだと思いました。</p><p>四方先生はじめ、一志病院の取り組みが凄いなと思ったのは、多職種の方も研究/発表にとり組んでいたことです。また、その有用性についても職員に説いて、仕事が楽しい!と感じるよいサイクルをまわしたということでしょうか。</p><p> 医師だけではだめです。どうやって、ビジョナリーを共有できるか。</p><p>そして、個人的に刺さった言葉がありました。</p><p> 「総合診療は医療ではありますが、医学(科学)ではありません」</p><p>「他科の分化医と総合診療医の根源的な違いは,対象が物質か人間か、つまり医学か非医学かという点にある。」</p><p>「本来的な意味で総合診療医であるか否かは、学会や専門医機構が決めることではなく患者と地域住民が決めること」</p><p><br /></p><p>これは、私自身の中で文面化できていなかった頭の中をすっきりと表出していただいたと思いました。</p><p> 若い医師に総合診療の魅力を伝えるために専門医というものが必要であったり、科学をしないといけないということもわかりますが、本質はもっと別のことだと思います。</p><p> 自分の答えは、</p><p> 総合診療医として、地域(患者だけでなくクリニックの先生や3次医療機関)の役に立っているか</p><p> 自分自身がhappyな生活を送っているか</p><p> これらを若い医師が見てどう感じるか。</p><p>レセプターのないものには届きませんが、そういうものです。</p><p><br /></p><p>台風の影響で,普段東京から来て下さる当直の先生が急遽来れなくなり、帰り間際に当直が決まった昨日でした。ま、こんな日もありますね。</p><p> 朝はとてもすがすがしい空でした。</p><p><br /></p><p><br /></p><p><br /></p><p><br /></p><p><br /></p>shinyahttp://www.blogger.com/profile/16295241289828164303noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-954873403163656652.post-85823657267161667162021-09-29T07:01:00.005+09:002021-09-29T07:01:50.103+09:00「飲食店と同じだねぇ」<p> 同じ医療圏にある超有名研修教育病院所属の初期研修医の先生が、当院の見学に来られました。その先生は、地域研修先も同じグループ内にある病院に行ったため、当院の見学をして、いろいろびっくりしたそうです。</p><p> 院内をグルッと周りながら、普段の診療がどんな感じなのか、病棟管理がどんな様子なのかetc</p><p> この施設で、救急車台数は年間1300台ほどある</p><p>ということにも驚きを隠せない様子でした。</p><p>見学を一通り終えて、感想は?</p><p>「カルチャーショックでした笑 いい意味でも。」</p><p>「普段所属している病院がこういう地域病院に支えられているということもわかりましたし、先生たちのような守備範囲の広い先生達がこの地域で果たす役割は本当に大きいと思いました。」</p><p> と、ありがたいお言葉を頂きました。と同時に、</p><p>「いやー、病院は見た目じゃないですよね。やっぱり笑 中にいるヒトですね。」</p><p>とコメントも。</p><p>みんなで笑いながら話をしていました。</p><p>「でも、そうはいっても、きれいだったり、新しい病院(建物)に人(働くスタッフも患者も)は集まるし、古い建物っていうのは、マイナススタートだよねー」</p><p>と、また、笑いながらその日は終えました。</p><p>こんなやりとりを、知り合いのレストランマスターに話をすると、</p><p>「飲食店と同じだねぇ。」</p><p>「店がきれいだったり、雰囲気があると、味はそこそこでもお客さん入るもんね。そんでもって、お客さんは満足してるんだもん。逆に、店構えがそんなに立派じゃないけど、とってもおいしい店はあるんだけどね。」</p><p><br /></p><p>なかなか面白い視点でした。</p><p>「先生のところは、町中の中華料理店か定食屋だなー笑」</p><p>私としては、しっくりきました。高級レストランには、頻度高く行けないし、でも、近場でちょっと外食したいって時に、いろいろなメニューがあるととても嬉しい。</p><p>あるドラマにあったように</p><p>「マスター、○○ってある?」</p><p>「あるよ。」</p><p>ってな感じですかね。</p><p>総合診療ってそもそもそんな感じでいいんじゃないかな?とも思いました。</p><p>高級食材を置いていても、腐らせてしまいそうですし、よく出るメニューをしっかりおいしいものを作る。</p><p> そうは言っても、この御時世なので口コミはとても大切ですから、毎日の診療をしっかり行うこと。これが基本。</p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><br /></div><br /><table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><tbody><tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg0fyS3MYMziYH4R58Rhk8rwmKGSE0Tik91dihEtnxaS8mpuiQGAbBWyqyo9ZWwy9MpuWgPFnWTH2Aedhc_w_9tto8ZKLoNfQSBsviuwz3_SBsA8RmraC1Q2Bw7kqaADDQmr9VR8It3XU4_/s2048/IMG_3610.HEIC" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" data-original-height="2048" data-original-width="1536" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg0fyS3MYMziYH4R58Rhk8rwmKGSE0Tik91dihEtnxaS8mpuiQGAbBWyqyo9ZWwy9MpuWgPFnWTH2Aedhc_w_9tto8ZKLoNfQSBsviuwz3_SBsA8RmraC1Q2Bw7kqaADDQmr9VR8It3XU4_/w240-h320/IMG_3610.HEIC" width="240" /></a></td></tr><tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">子鹿、めちゃくちゃ柔らかかったです☆</td></tr></tbody></table><br /><p><br /></p><p><br /></p><p><br /></p><p><br /></p>shinyahttp://www.blogger.com/profile/16295241289828164303noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-954873403163656652.post-90069987369714647342021-09-10T14:56:00.002+09:002021-09-10T14:56:17.715+09:00地域医療への関わり方(別の視点で)<p> このブログを始めた頃から、徳洲会のやり方は、凄いなと思っていました。</p><p>都会で医師を集めて、定期的に医師を離島や僻地に送る。</p><p>流れを作って、今では専攻医や研修医を定期的に送り、医療を支えている。</p><p>離島研修をしていたときに感じたのは、</p><p>「まずは、一人医師がいないと何もできない」</p><p>ということ。ゼロかイチかは大きな違いがある。</p><p>その上で、出来れば、医師の診療レベルも安定供給ができれば、とてもいい流れだと思っていました。</p><p></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEihWXdjIoR5te6IA39bx3gZDJUz87Ej6wORwNL8AtlnC2dvSsOP8SUQuNlXw16xvPbVouMb50L4_0w8cIZ9A78pzeZ8Vq_d1Xq0LMR-zyy-Q6ijr9NzOaPBaB5DT36gMoq7R4nWtOWDe9lF/s2048/IMG_3504.HEIC" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="2048" data-original-width="1536" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEihWXdjIoR5te6IA39bx3gZDJUz87Ej6wORwNL8AtlnC2dvSsOP8SUQuNlXw16xvPbVouMb50L4_0w8cIZ9A78pzeZ8Vq_d1Xq0LMR-zyy-Q6ijr9NzOaPBaB5DT36gMoq7R4nWtOWDe9lF/s320/IMG_3504.HEIC" width="240" /></a></div><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><br /></div>離島が求める医師には二つのタイプがあると思っています。<p></p><p>1.いわゆるGP(general practitioner)で日常の慢性期疾患、内科や外科、整形、婦人科、小児科etcジャンルにかかわらずコモン+救急疾患の対応がそつなくこなせることが出来る医師</p><p>2.そして、定期的に専門科によるfollow(常勤として働くには、仕事内容的に厳しいと思う)</p><p><br /></p><p>そこで、1の医師がずっと固定メンバーでやっていくことにもデメリットはある。</p><p>考えが凝り固まってしまい、マンネリ化します。やはり人の出入りがあった方がいい。</p><p>医局でまかなえることが理想ですが、GPの医局人事で1をカバーしているのは、自治医大以外にはあまり聞いたことがありません。</p><p>なので、互いにメリットがあるものとして、</p><p>中規模病院でGPとして働きながら、全く異なる地域の離島や僻地の診療所や有床診療所への定期的な応援診療</p><p>が医師のスキルやモチベーションアップに繋がると思っています。</p><p> 出来れば応援診療は1ヶ月単位</p><p>同じ病院から派遣するのであれば、応援先の患者情報も共有が出来る</p><p>また、同じ病院から派遣すれば、チーム制で動くGPなので病棟、外来ともにみんなでカバーが出来る</p><p>地域や病院セッティングが変わることで、医師の自分の足りない部分を再認識することが出来るので、もとの病院に戻って、また勉強。</p><p><br />4人いれば、3ヶ月に一度、異なる環境に行く</p><p>そんなチームが作れたらいいなーと思ってます。</p><p>興味のある人は、連絡ください。</p><p>一緒にやってみませんか。</p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjFx1i5GHDiPKJsCWT3KJjpNiXl0dC4xK-RIae0lWp4HpXpKWcD4Nc1FwGcyRw06lDbUxpUNoXQYX5fQ3GXMJPVLPq-yTKwyvkRgiGg4mlXRJN-lrsBdDThOJRP1ZpP1FJa0WG6oR31UDTw/s2048/IMG_3505+2.HEIC" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="2048" data-original-width="1536" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjFx1i5GHDiPKJsCWT3KJjpNiXl0dC4xK-RIae0lWp4HpXpKWcD4Nc1FwGcyRw06lDbUxpUNoXQYX5fQ3GXMJPVLPq-yTKwyvkRgiGg4mlXRJN-lrsBdDThOJRP1ZpP1FJa0WG6oR31UDTw/s320/IMG_3505+2.HEIC" width="240" /></a></div><br /><p><br /></p><p><br /></p>shinyahttp://www.blogger.com/profile/16295241289828164303noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-954873403163656652.post-7973709292360450382021-07-25T06:34:00.001+09:002021-08-09T22:44:49.944+09:00医療の集約化の先に残る病院体制<p> 先日、2021年 千葉医療構想フォーラムを自宅から、wirelessイヤホンを片方だけつけながら、子供3人と焼きそばを食べながら視聴していましたw</p><p>(ほんと、オンラインになって助かることが多いです。)</p><p> 吉村先生始め、次世代医療構想センターの皆様のエネルギーは凄い!と感じました。勢いがありますね。やはり30代、40代がどんどん活躍していく、声をあげて行動に移していく!これが世の中を変えていくのだと思いました。</p><p> 今後の日本をただただ悲観していくのではなく、データから見える社会をどのように対策を立てて立ち向かっていくか。国・県というスケールで話をされていて納得することばかりでした。</p><p> その中で共通していることは当たり前ですけど、国民が必要とする医療の割合がどんどん変化していくということ。</p><p> 医者からするとあまり派手ではないが(表現が良くないですが)</p><p>・心不全</p><p>・肺炎</p><p>・圧迫骨折</p><p>など、入院は必要だけど3次医療機関ではなくてもよい疾患に対応することが増えていくということが具体的に明示されていました。</p><p>これは、医師が循環器科・消化器科・呼吸器科・整形外科といった縦割りで、手技を中心に行っている花形である科だけでは支えられないということになります。</p><p> 都市部の救急病院で6年過ごした後は、ほとんど日本の僻地といわれるようなところばかりで9年過ごしている自分からすると、日本の医療の先取りをしていたと思ってやってきていましたから、凄く「当たり前」と感じていましたが、現場感覚をしっかりとデータから裏付けしてもらい、大きな場で発表して頂けることは、とても力強かったです。</p><p> 今まで通りではやっていけない</p><p> 集約化は、医療者側の要求も国民の要求も含めて不可避</p><p> その集約化の先に残る医療に質を高く提供をする</p><p> 中途半端な二次救急病院は先手で舵取りをしないと生き残れない</p><p>これは、私の現場目線からも同様の意見です。</p><p>それを実現するためには、そこで働く医師も働き方を変えていかなければ対応困難です。</p><p>「コストパフォーマンスのよい医師」</p><p>どんな専門医資格を持っていてもいいです。</p><p> 自分の専門領域だけでなく、幅広く対応する心意気(対応する力)</p><p> 地域で診るかどうかの正しい判断力</p><p> 初期対応能力</p><p> 公衆衛生への関心</p><p> 予防教育</p><p>家庭医と重なる部分も大いにありますが入院対応も必要です。</p><p>地域に必要な医師像はやはりこれだと思います。</p><p>そして、疲弊しないためのチーム医療(入院患者もシフト体制で対応)</p><p>松前にいたときからこれは変わらず思い続けていて、少しずつ確固たるものになっています。</p><p>今改めて思う。木村先生はやっぱり凄い。</p><p>制度が後からついてくる</p><p>そんなつもりでやっています。</p><p>人口動態に待ったはありません。</p><p>「集約化の先に残る医療」</p><p>先に一緒にやりませんか?</p><table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><tbody><tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhWzK8LBL_GRvEL5P9ZIB36kgiT0WDFaYPrtALMb9kLPhDJ9StREDWdJmCnba4T6RjTT7SMzjKpNTgwT0gjkQGBNgIUNNF2cgLsMi6NzW-CiaqYP_1WP5M8njC2KEUqb85Inp8JVJ2GclSC/s2048/IMG_3271.HEIC" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" data-original-height="2048" data-original-width="1536" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhWzK8LBL_GRvEL5P9ZIB36kgiT0WDFaYPrtALMb9kLPhDJ9StREDWdJmCnba4T6RjTT7SMzjKpNTgwT0gjkQGBNgIUNNF2cgLsMi6NzW-CiaqYP_1WP5M8njC2KEUqb85Inp8JVJ2GclSC/s320/IMG_3271.HEIC" /></a></td></tr><tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">北海道の思い出の味が届きました!</td></tr></tbody></table><br /><p><br /></p>shinyahttp://www.blogger.com/profile/16295241289828164303noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-954873403163656652.post-63490895409755298842021-07-11T04:31:00.004+09:002021-07-11T04:31:54.570+09:00地道にコツコツとpart2<p> 先日、「あー!生の○○先生。初めまして。随分前からプライマリケアカンファレンスに参加してるんです!こんなに近いところにおられるなんて!」</p><p>と挨拶を頂きました。びっくりとうれしさとありました笑</p><p>ここでも何度か紹介させてもらっている</p><p><a href="https://mmm.sapmed.ac.jp/wp/" target="_blank"><b><span style="font-size: large;">プライマリ・ケアレクチャー/カンファレンス</span></b></a></p><p>もう、軽く10年を越えている、いわば老舗のオンラインカンファレンスです。毎週水曜/木曜日の朝7時30分~8時の30分枠</p><p>日常診療にそれほど支障のない程度の時間帯と30分という長くない時間。</p><p>ZOOMを使う前では、アーカイブ機能が少し使いづらかったですが、今は1ヶ月限定でアーカイブでオンタイムではなくても昼とかでも見れるようになりました。</p><p> 老舗が何でも良いというわけではありませんが、他のオンラインレクチャーとの違いは、製薬会社や、医療系企業などのスポンサーがないため、運営者と参加者で自由に決めていけるということ。また、発表者も地域で勉強中の専攻医や2年目研修医の症例プレゼンの良い機会となっているときもあります。全世界(海外在住の方の登録もあります)で800箇所の登録があり、平均して100施設ほどのオンタイム参加。一施設平均3人が参加しているとしても300人程度が参加するカンファレンス。</p><p> それぞれの地域や診療所にいて、300人のカンファレンスに参加ができて、コメント欄ではいろいろな方が質問やコメントをして下さり、とても勉強になります。</p><p> 運営実行部隊であった松前病院での勤務をしていたこともあり、今でも運営に携わっています。</p><p> 今年度からは水曜日の司会を担当させていただいているのですが、今までの司会をされていた先生の素晴らしさを痛感しています・・・</p><p> 目立つことなく、しっかりとまとめる</p><p>これが難しいんですよね。昔、所属先のボスにも</p><p>「君は、タダでさえ目立つことが多い。」</p><p>「地道にコツコツやりなさい。」</p><p>そう言われたことがあります。とても尊敬していた先生ですし、今でも尊敬をしている先生から言われて、あれから8年。</p><p>なるべく、前に前にと出しゃばることを控えて、裏方や計画を立てる側での実行力を身に付けるようにしてきました。</p><p>そして、この司会業。学会の座長のようなものかもしれませんが、やったこともありません。それでも、座長を見ていて、「ちょっとしゃべりすぎじゃない?」と思うことも実際にあるため、自分がそうならないように、</p><p>「表に出るようで、発表者がメイン」</p><p>「司会として自分のカラーが出てはいけない」</p><p>と日々勉強中です。それでも、毎回1分弱ですが顔がでますので、参加される方が楽しく参加出来るように工夫もしたいと思っています。</p><p>アドバイスいただけますでしょうか笑</p><p> <table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><tbody><tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhhHFbLeD_tVRA-RufILOQbu-ix_BMn33NMsxOivCFQpdTkLj1OS6XSX58f3NVamshCdnoRfq0vQpHKfAC8JM8UZpBt3uOHmliz5TxZzkmNiIR-4gzx75oxIamqpCpQpGaPnUyx61gjOJCQ/s2048/IMG_3032.HEIC" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" data-original-height="2048" data-original-width="1536" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhhHFbLeD_tVRA-RufILOQbu-ix_BMn33NMsxOivCFQpdTkLj1OS6XSX58f3NVamshCdnoRfq0vQpHKfAC8JM8UZpBt3uOHmliz5TxZzkmNiIR-4gzx75oxIamqpCpQpGaPnUyx61gjOJCQ/s320/IMG_3032.HEIC" /></a></td></tr><tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">勝浦の秘境</td></tr></tbody></table></p><p>田舎にいながらも、こうやって認知されるのはインターネットのおかげだと思います。またコロナのこともあり直接お会いすることもできないので、今はいいツールです。今後もface-to-faceとonlineは両方活用ですね。</p><p>そして、これは教育や営業などどんな分野もそうなるでしょう。</p><p>「体験」</p><p>だけは、onlineではできないので、そこをどうやってアピールするかが今後の田舎の生き残り、いや可能性無限大を活かすかですね。</p><p>なんだかまとまりのない文章になりましたが、今日も頑張ろう。</p><p><br /></p><p><br /></p><p><br /></p>shinyahttp://www.blogger.com/profile/16295241289828164303noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-954873403163656652.post-66178960364281335712021-07-09T14:46:00.001+09:002021-07-09T14:46:03.470+09:007月なのにジメジメしてますね 横のつながりを作ろう<p> 今月から11月までは勉強に来られる研修生が常に2名なので、総合診療科は4名体制となります。</p><p> 一人増えるだけで、雰囲気が変わりますね。</p><p>回診・外来・救急車対応・訪問診療・褥瘡委員会etc</p><p>また、町の人達とのコミュニケーションも楽しんでもらえればとw</p><p>私自身がここ千葉県の外房に来て、2年と9ヶ月が経ちます。</p><p>千葉県事情をほとんど知らなかった私ですが、皆様のおかげで少しずつわかるようになりました。特に、夷隅郡市と鴨川エリアの医療体制や、県全体の医師の分布について理解を深めることができました。</p><p>一言でいうと、千葉県は大きい。そして、半島なのでやはりアクセスが難しい。</p><p>そういう意味では、僻地寄りの地域医療を展開せざるを得ない地域はたくさんあります。</p><p>ただし、これも、山に遮られているため、内房と外房でアクセスが悪い。</p><p>孤立しがちになる。</p><p>また、北側は東京へのアクセスもいいため、医療に関してだけでなくいろいろな物流も選択肢が多い。</p><p> そのような事情が重なって、この地域の医療も人口動態も厳しい現状です。</p><p>ただし、人口予測をみると想定される未来はほぼ確実なので、そこにあわせた医療を先読みすることができれば、とても楽しいですし、都心に近く、羽田空港が近く世界までアクセスがいいという利点があるため、有利なんですけどね。</p><p> ということで、ここで一つ宣言</p><p> 千葉県の地域総合診療を何かしらの形で横のつながりを作る</p><p>というのか元々あるのかな・・・せっかくなので、それぞれの地域で頑張ってる方や、悩みの共有などができればいいなと思って、考えてみました。協力して行政や大学とともに地域医療を支えることができれば楽しいなと思いました。</p><table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><tbody><tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEixesTXKeBvxYi2EIEZ15FGeXBIAxFER-Gnlemu5xBGe9xbj3Km4ebGAngWt3L5EPzj-o_mKfd-P5egouNQ1VL67IUS-IEzaZBxWwwizCZG4-DZU_nEblY1z1EJdR_ERV8Avi5BAjpM3zRT/s2048/IMG_3181.HEIC" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" data-original-height="2048" data-original-width="1536" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEixesTXKeBvxYi2EIEZ15FGeXBIAxFER-Gnlemu5xBGe9xbj3Km4ebGAngWt3L5EPzj-o_mKfd-P5egouNQ1VL67IUS-IEzaZBxWwwizCZG4-DZU_nEblY1z1EJdR_ERV8Avi5BAjpM3zRT/s320/IMG_3181.HEIC" /></a></td></tr><tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">頑張って染めよう!</td></tr></tbody></table><br /><p><br /></p><table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><tbody><tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiJ-8pVJ78evKBXR5eY8V-z_fd242leXv4REkWl8oRLXxHCARLEfZj5WXL61nNyFuqKQq6cFIRBXIV8hVG43_lUy4nJPjYFdeku-Strrw5-javzgsQdmkIE2ZjHjgum_zcn2ym4r7h7xmVu/s2048/IMG_3174.HEIC" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" data-original-height="2048" data-original-width="1536" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiJ-8pVJ78evKBXR5eY8V-z_fd242leXv4REkWl8oRLXxHCARLEfZj5WXL61nNyFuqKQq6cFIRBXIV8hVG43_lUy4nJPjYFdeku-Strrw5-javzgsQdmkIE2ZjHjgum_zcn2ym4r7h7xmVu/s320/IMG_3174.HEIC" /></a></td></tr><tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">膿瘍発見!</td></tr></tbody></table><br /><br /><p><br /></p><p> </p>shinyahttp://www.blogger.com/profile/16295241289828164303noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-954873403163656652.post-29544664369453344912021-06-29T17:40:00.000+09:002021-06-29T17:40:08.473+09:00梅雨のような・・・6月がもう終わりますね<p> 6月もあっという間に終わりますね。</p><p>今月は、ゆっくりできるかと思っていたらそうでもなくて、気付いたら終わってました。</p><p>ほんとに早い。</p><p>今月の研修医の先生と読んだのはこれ</p><p style="font-stretch: normal; line-height: normal; margin: 0px 0px 12px;"><span style="font-family: inherit;">①Tympanostomy Tubes or Medical Management for Recurrent Acute Otitis Media </span></p><p style="font-stretch: normal; line-height: normal; margin: 0px 0px 12px;"><span style="font-family: inherit;"> May 13, 2021, at NEJM.org.</span></p><p style="font-stretch: normal; line-height: normal; margin: 0px 0px 12px;"> アメリカからの論文。外的妥当性を検討すると、まずもって、小児でそんなに中耳炎が多いかな?という臨床的印象。そして、滲出性中耳炎もそこまで多いかな?とは思っていますが...それを踏まえて、肺炎球菌ワクチン接種をしている児の場合には、起炎菌が異なるのか、内服薬でのコントロール不良と判断される児が多かったので、繰り返す場合は、チューブ挿入してあげた方が2年間の追跡のときにはよいのかな?と考えました。ここで、出てきたAOM-SOS scaleというのが、なかなか面白かったです。この論文にも関わっている先生が作成されたスコアですが、これって日本でも使用されているのでしょうか? あまり見たことがありません・・・</p><p style="font-stretch: normal; line-height: normal; margin: 0px 0px 12px;"><br /></p><p style="font-stretch: normal; line-height: normal; margin: 0px 0px 12px;"><span style="font-family: inherit;">②Antibiotic Therapy for 6 or 12 Weeks for Prosthetic Joint Infection</span></p><p style="font-stretch: normal; line-height: normal; margin: 0px 0px 12px;"><span style="font-family: inherit;"> May 27, 2021 NEJM</span></p><p style="font-stretch: normal; line-height: normal; margin: 0px 0px 12px;"><span style="font-family: inherit;"> フランスからの論文。こちらは、大腿骨頸部骨折・膝関節に対して、人工物挿入を行った後の、感染症に対して、抗生剤投与が6週間でいいのか?12週間投与が望ましいのか?という論文。</span></p><p style="font-stretch: normal; line-height: normal; margin: 0px 0px 12px;">自分的に勉強になったのは、リファンピシンが使用されているというところ。</p><p style="font-stretch: normal; line-height: normal; margin: 0px 0px 12px;">普段あまり使わない抗生剤なので、結核のとき?ぐらいでしょうか。</p><p style="font-stretch: normal; line-height: normal; margin: 0px 0px 12px;">結果は、やはり長い方がいいのでは?というところ。EMA method で考えてみても、うん、12週間投与しようかなと思いました。</p><p style="font-stretch: normal; line-height: normal; margin: 0px 0px 12px;"><br /></p><br /><br /><p style="font-stretch: normal; line-height: normal; margin: 0px 0px 12px;"></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhG2Vho7lUetYCJvzTrrzCA2qc4JXgEA0BZSM6cEQv1OBeoN5UY8Zu11HZ0p8ifC6lgTBKCL7vzFuGxIQQ9X5TSLOLR6imF7bn6ZiQHU6AJjYoo87XtpqIxEVrezPTy9saGqzI16JTyYPMy/s2048/IMG_3143.HEIC" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1536" data-original-width="2048" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhG2Vho7lUetYCJvzTrrzCA2qc4JXgEA0BZSM6cEQv1OBeoN5UY8Zu11HZ0p8ifC6lgTBKCL7vzFuGxIQQ9X5TSLOLR6imF7bn6ZiQHU6AJjYoo87XtpqIxEVrezPTy9saGqzI16JTyYPMy/s320/IMG_3143.HEIC" width="320" /></a></div><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><br /></div><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjb5NxSvEuQouRBJr-cNhWJoagmnY72DmK0KM24vmqYNDAgiDHqIxwxY-VAvOoCiOR2NGXrox_uIviK6-3eM3QN7aUc7Esw0VLMig11QQu7uK9YRXG0TuWxrraMXRAORf2BGjEuBuxraGaW/s2048/IMG_3138.HEIC" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1536" data-original-width="2048" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjb5NxSvEuQouRBJr-cNhWJoagmnY72DmK0KM24vmqYNDAgiDHqIxwxY-VAvOoCiOR2NGXrox_uIviK6-3eM3QN7aUc7Esw0VLMig11QQu7uK9YRXG0TuWxrraMXRAORf2BGjEuBuxraGaW/s320/IMG_3138.HEIC" width="320" /></a></div><br /><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><br /></div><br /><p></p><p style="font-stretch: normal; line-height: normal; margin: 0px 0px 12px;"><br /></p><p style="font-stretch: normal; line-height: normal; margin: 0px 0px 12px;">整形外科希望の彼と過ごした1ヶ月は、とても面白かったです笑</p><p style="font-stretch: normal; line-height: normal; margin: 0px 0px 12px;">外傷患者にほとんど出会うことなく、心不全や、心不全や、感染症やらetc</p><p style="font-stretch: normal; line-height: normal; margin: 0px 0px 12px;">鑑別をしっかり考えることや、問診をしっかり取ること。</p><p style="font-stretch: normal; line-height: normal; margin: 0px 0px 12px;">一生懸命頑張ってました。</p><p style="font-stretch: normal; line-height: normal; margin: 0px 0px 12px;"> これからも頑張って下さい!</p><p style="font-stretch: normal; line-height: normal; margin: 0px 0px 12px;"><br /></p>shinyahttp://www.blogger.com/profile/16295241289828164303noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-954873403163656652.post-88851952254947209662021-06-02T06:56:00.001+09:002021-06-02T06:56:29.950+09:00人との出会い 本との出会い<p> 人と会うと、刺激をもらう。年上、年下関係なく、自分の知らない何かを持っている人。</p><p>また、見る視点、捉え方が異なる人と対話するととても面白い。</p><p> 拒絶するのではなく、そういう考えもあるんだと受け入れること。これがまた新しい自分を形成していく。</p><p><br /></p><p>これは、本一冊からも感じる。本を書くってとても凄いエネルギーを要しているんだと思う。どんな本でも一冊書ききるって凄い。</p><p>その人の人生、思い、いろいろなものが詰め込まれているような気がする。そう思わされているのかもしれないが。</p><p>それでも、いい。捉え方、受け取り方は自分の問題なので。相手の発し方はこちら側の問題ではない。</p><p> あー、もっといろいろな本を学生の時に読んでおけば良かった。時間がたくさん欲しい。</p>shinyahttp://www.blogger.com/profile/16295241289828164303noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-954873403163656652.post-23510944472539822662021-05-31T19:40:00.002+09:002021-05-31T20:01:17.185+09:005月が終わります。今年度一人目の地域研修修了<p> 昨年11月以降、約半年ぶりの地域研修生でした。</p><p>やっぱり、研修医の先生が来ると活気がでます。病院に。</p><p>今年から千葉大学研修プログラムからも研修医生が来ることになり、今回が一人目でした。</p><p>慣れない環境でも、いつも笑顔でスタッフや患者さんへ対応されていて、素敵でした!</p><p>どうしてもGWがあるため、一週間短くなるため5月は早く過ぎてしまうのですが、</p><p>「もう一ヶ月延長したかったです!」</p><p>と言ってもらえたので、素直に喜んでいます。</p><p>特に印象深かったのは、</p><p>「スタッフのみなさんがとても優しくて、意見を言い合えるところ。コミュニケーションが取りやすかったです!」</p><p>という言葉です。</p><p>嬉しいですね。病院全体で研修医の先生を迎える雰囲気ができてきたのかもしれません。</p><p> また、6月からは新しい研修医の先生が来られます。本日勝浦入りされました。どんな一ヶ月になるのか楽しみですね。</p><table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><tbody><tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiiCw7K1CqyFoWDqyuhoFWM8RiMfi9PIJvpLb6djubEHKlSTci2Rf74cD0ptUnaEucIqhkTCb9ZB2pqUa-wDhOzQzNGlnV7iIw9OIrduBq4h6OCWSTWa9vZRvuAYvueD9XpABO5_0U00jiB/s2048/IMG_2978.JPG" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" data-original-height="2048" data-original-width="1536" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiiCw7K1CqyFoWDqyuhoFWM8RiMfi9PIJvpLb6djubEHKlSTci2Rf74cD0ptUnaEucIqhkTCb9ZB2pqUa-wDhOzQzNGlnV7iIw9OIrduBq4h6OCWSTWa9vZRvuAYvueD9XpABO5_0U00jiB/s320/IMG_2978.JPG" /></a></td></tr><tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">一ヶ月、お疲れ様でしたー!</td></tr></tbody></table><div><br /></div>今月のjournal clubです。こんな感じでNEJMを中心にやっています。<div><br /><h3 style="text-align: left;"><b><span style="font-family: inherit;"> ・Healthy Weight Loss Maintenance with Exercise, Liraglutide, or Both Combined<br /></span></b><div style="text-align: left;"><span style="font-family: inherit;"> <span style="font-weight: normal;"><span style="font-size: small;"> 最近いろいろ出てくるGLP-1受容体作動薬。確かにこれをやせ薬として処方しているクリニックもありますよね...これに対して、運動療法と合わせて、どうなの?という論文。デンマークの研究で、BMI32-43の人が対象(平均体重109kg)。この結果を用いて、GLP-1は体重を落とすのにいいですよー!というのには少し拡大解釈かな?日本人でここに当てはまる人はどれだけいるのだろうか?</span></span></span></div><b><span style="font-family: inherit;"> ・<span style="font-size: 17.5px;">Endovascular Therapy for Stroke</span> <span style="font-size: 17.5px;">Due to Basilar-Artery Occlusion</span></span></b></h3></div><div>とうとう出始めました。脳底動脈への血栓回収療法の効果についての研究。研修医の時には、後方循環はあまり手を出せないからな・・・といっていたのが、これからはどんどんカテするぞ!となるか?! まだまだ、この研究だけでは優位性は言えそうにないですが、心臓冠動脈カテーテル治療のように適応が拡大していくのでしょうか</div>shinyahttp://www.blogger.com/profile/16295241289828164303noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-954873403163656652.post-44172452430593988552021-05-22T11:45:00.002+09:002021-05-22T11:45:12.253+09:00100年の笑顔<p> 訪問看護師さんから、朝電話がありました。</p><p>「先日、訪問になった○○さん。息を引き取られたようです。」</p><p>病院から歩いて行けるご自宅。</p><p>傘を片手に足早に向かいました。</p><p>病院に向かう病院職員と反対方向へ。</p><p>御家族は</p><p>「先生、朝早くからすみません。昨日ベッドが届いたんですけどね。」</p><p>とても安らかな顔をされていました。</p><p>「寝たきりになっている時間も少なく、最後まで家族でいれたので本人も満足だと思います。」</p><p>私から、「ご夫婦は、ご一緒になって何年だったのですか?」</p><p>「70年ぐらいかなー。二人とも元気にずっと一緒だったよ。二人で言ってたんですよ。ほんと幸せだったねって。」</p><p>息子さん夫婦からも「二人一緒だったから、元気だったんだと思います。一人になると、やっぱりよくなかったんだと思います。ちょっと、これからが心配ですけどね。」</p><p>そのようなお二人の人生の一瞬に立ち会わせて頂けたことに、とても幸せを頂きました。</p><p>勝浦地域は、100歳を超える方がたくさんおられます。本当にお元気に過ごされてこられたのだと感じます。そうは言っても、一つのことをきっかけにガタガタっと体調を崩されて、息を引き取られることもよく目にします。</p><p> そんなときに御家族様含め、「今まで元気だったから、まぁそういうタイミングだったんだろう。」</p><p>と、人生を受け入れられる場合と、「信じられない」と現実を受け入れられない場合があります。</p><p> 人は、必ず死を迎えます。どのタイミングになるかはわかりません。でも、必ず来るのです。</p><p>長く生きれば幸せか?そうとも限りません。自分の人生を改めて自分事として考えた1日でした。</p><p>その日は、1日雨がしとしとと降り続いていました。</p><table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><tbody><tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiGm3trIxP3SUbsNsjOVeIC2vz5drynpRD4Oxb0qkLwleBFrVKZDpNlsKpynk31ZTz0OVNaNNnuBYvzVcWZzqcqkAEz1Lbc_laZhulGVxzpuGBC_KmF6nKGfiBfpYRgeoWxl-Q3MErETIGP/s2048/IMG_2932.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" data-original-height="2048" data-original-width="1536" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiGm3trIxP3SUbsNsjOVeIC2vz5drynpRD4Oxb0qkLwleBFrVKZDpNlsKpynk31ZTz0OVNaNNnuBYvzVcWZzqcqkAEz1Lbc_laZhulGVxzpuGBC_KmF6nKGfiBfpYRgeoWxl-Q3MErETIGP/s320/IMG_2932.jpg" /></a></td></tr><tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">100年後はどんな世界なんでしょうか</td></tr></tbody></table><br /><p><br /></p>shinyahttp://www.blogger.com/profile/16295241289828164303noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-954873403163656652.post-52013701891994740962021-05-12T06:22:00.005+09:002021-05-12T06:26:53.508+09:00人の流れ<p> 5月に入って、GWが過ぎ、あっという間に1週間が経ちそうです。</p><p>今月から、地域研修のために研修医の先生達が来られるようになりました。</p><p>昨年までは、日本医科大学からの研修医だけでしたが、今年からは千葉大学のプログラムからも。</p><p>また、3月から、総合診療科医師が一名増えたことで、指導も臨床も充実し始めました。</p><p>当然、業務も増えるわけですがw</p><p>例えば、院内コロナワクチン接種、職員健診など。</p><p>スキマ産業ですから。でも、横断的に仕事をしていると、いろいろと見えてくることもあります。面白いものです。</p><p>研修医の先生達が来ると、やっぱり院内の雰囲気が変わりますねー。スタッフのみなさんも活き活きするような感じがします。新しい風がふくってこういうことかと改めて実感。</p><p><br /></p><p> そうこうしているうちに、ひょんなところから「3ヶ月、勉強に来てもいいでしょうか?」</p><p>と研修オファーを頂きました!</p><p> 見学に来てもらった上で、決めて頂いた方がいいと思い、院内案内をし、半日外来や病棟など見学をしてもらった上で「どうします?」</p><p>と確認をしたら...</p><p>「宜しくお願いします。」</p><p>とお返事。</p><p>初期研修医だけでなく、専攻医プログラムに直接乗らずに迷っている人、専門医を取得したのちに環境を変えて実力試しをしたい人、いろいろな人にとって、経験をつむのに良い環境になりつつあると思います。</p><p> 今後医療の集約化が進む際に、1番てこ入れが入るのは、地域の中核病院です。</p><p>積極的な変化を予測してそれに先回りする形で医療の提供と、それに見合う医師の育成に携わっていきたいです。興味のある人は御連絡お待ちしております。</p><p><br /></p><p>ということで、曜日によっては、6名(見学者1名含む)の総合診療体制になることになってきました。しかも、湘南鎌倉つながりの後輩もつながりを持つことができ、心強いです。</p><p>この御時世、クローズなグループでの情報伝達・知識の共有も容易にできるようになり、それぞれが遠くにいてもお互い助け合いができるようになりました。それぞれの医師がそれぞれにグループを作るのではなく、協力してそれぞれの医療を助け合い、ベースアップを図るようにしていかないとですね。</p><p>いやー、楽しいですねー</p><table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><tbody><tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi7Vu4AY1klQpp_WRtlcNLaBdmR_GfZNBFmgm47nVIrrssQsX5pMnxtb30JhV7tDuXYhuTJ8yn3JAy2f9CWTnr_vuZdtKH8ElqQt59LOnixwFk5itN3YfcYRkDExM4uMCocdNXfdqq03Rkp/s2048/IMG_2893.jpg" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" data-original-height="1536" data-original-width="2048" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi7Vu4AY1klQpp_WRtlcNLaBdmR_GfZNBFmgm47nVIrrssQsX5pMnxtb30JhV7tDuXYhuTJ8yn3JAy2f9CWTnr_vuZdtKH8ElqQt59LOnixwFk5itN3YfcYRkDExM4uMCocdNXfdqq03Rkp/s320/IMG_2893.jpg" width="320" /></a></td></tr><tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">1日の振り返り</td></tr></tbody></table><br /><p><br /></p><p><br /></p>shinyahttp://www.blogger.com/profile/16295241289828164303noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-954873403163656652.post-71154167565694100192021-04-19T21:50:00.004+09:002021-04-19T21:52:19.887+09:00見方が変われば。<p> 娘が「ケータイ貸して。写真撮りたい!」</p><p>というので、渡したらこんな写真を撮ってきました。</p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEicDZVjt9LLALBXKRM_n7hyphenhyphen_zaqZW93X9A1wsxW6kmBuxo_K9ES9jMi4aiMKBneAm7Jax6uJbPa5qODPSLy29roKHtBBMehvuu3naDx-D8zO6P0_9Hvl48fBOJ5UX_AHvxQnRiOQcjHwLm8/s2048/IMG_2790.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="2048" data-original-width="1536" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEicDZVjt9LLALBXKRM_n7hyphenhyphen_zaqZW93X9A1wsxW6kmBuxo_K9ES9jMi4aiMKBneAm7Jax6uJbPa5qODPSLy29roKHtBBMehvuu3naDx-D8zO6P0_9Hvl48fBOJ5UX_AHvxQnRiOQcjHwLm8/s320/IMG_2790.jpg" /></a></div><br /><p><br /></p><p><br /></p><p>「庭にハート見つけたの。」</p><p><br /></p><p>見方一つ変えるだけで、世界は異なって見えるものですね。</p><p>自分だったら、そんなふうに見ることが出来たかわかりません。</p><p>改めて物事は物事を捉える人によって受け止め方が異なると感じました。</p><p><br /></p><p>高齢者だから、仕方がない</p><p>田舎だから、仕方がない</p><p>医療者が少ないから、仕方がない</p><p><br /></p><p>って、これらも見方を変えれば受け止め方が変わるんじゃないかなと思う。</p><p>それぞれに対して明確な答えはまだ持ち合わせていない。</p><p>でも、最後の一つだけは自分なりの考えがある。</p><p><br /></p><p>医療者が少ないから、自分ができること(しないといけないこと)がたくさんある。</p><p>しかも、やり過ぎないようにバランスを考えて。</p><p><br /></p><p>小さなミス一つ許されないけど、ギリギリのところで後方病院との連携、クリニックとの連携が上手に取れるとお互いの病院にとっても患者さん自身にとってもhappyになる。</p><p>それを目指して、毎日精進です。</p><p>slack導入も症例共有ができるので、耳学問的になればと思ってます。</p><p>どっぷりはまることなく、使えるところを使って、有効活用していきましょう。</p><p><br /></p>shinyahttp://www.blogger.com/profile/16295241289828164303noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-954873403163656652.post-48448762240318110762021-04-02T00:26:00.002+09:002021-04-02T00:30:16.465+09:002021年度も宜しくお願いします<p> 本日より新年度が始まりました。</p><p>職場にも新しく人が入ったりして、バタバタしてます。</p><p>そんなときだからこそ、もともといる職員さんと元気な声で</p><p>「今年度も宜しくお願いします!」</p><p>と挨拶。</p><p>何か、区切りがあるのはいいなと思った瞬間です。</p><p>新鮮な気持ちになりました。</p><p> そんなこんなで、一年のスタートは、いつものように怒濤でした。</p><p>総合診療科で4人の新規入院患者さん</p><p>入院患者さんの回診から始まった1日は、定期外来、発熱外来、褥瘡委員会、残り番、紹介状作成etc</p><p>充実した1日でした。</p><p> Common diseaseのupdateもしながら。少し負荷があるほうが勉強しますね、やっぱり。</p><p>一年の目標(個人としては医師15年目の目標)</p><p>焦ることなく、コツコツと。絶対に前に進んで行く。</p><p><br /></p><p> 1.総合診療科としての診療体制の構築</p><p> 2.地域研修の充実</p><p> 3.各大学との連携強化</p><p> 4.千葉県内での横のつながり強化</p><p> 5.勝浦での時間の充実</p><p> 6.家族時間の充実</p><p> 7.今までの医師生活をまとめる</p><p> </p>shinyahttp://www.blogger.com/profile/16295241289828164303noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-954873403163656652.post-69125990455237094552021-03-30T22:03:00.000+09:002021-03-30T22:03:02.673+09:00総合診療科の軌跡<p> <span style="background-color: white; caret-color: rgb(5, 5, 5); color: #050505; font-family: system-ui, -apple-system, BlinkMacSystemFont, ".SFNSText-Regular", "hiragino kaku gothic pro", meiryo, "ms pgothic", sans-serif;">先週から、総合診療科医師が1人増えました!</span></p><p><span style="background-color: white; caret-color: rgb(5, 5, 5); color: #050505; font-family: system-ui, -apple-system, BlinkMacSystemFont, ".SFNSText-Regular", "hiragino kaku gothic pro", meiryo, "ms pgothic", sans-serif;">北海道で長年ご勤務されていた先生がライフステージの変わり目ということもあり、</span></p><p><span style="background-color: white; caret-color: rgb(5, 5, 5); color: #050505; font-family: system-ui, -apple-system, BlinkMacSystemFont, ".SFNSText-Regular", "hiragino kaku gothic pro", meiryo, "ms pgothic", sans-serif;">いろいろなご縁で私と一緒に『総合診療科』所属でご勤務してくださることになりました。</span></p><p><span style="background-color: white; caret-color: rgb(5, 5, 5); color: #050505; font-family: system-ui, -apple-system, BlinkMacSystemFont, ".SFNSText-Regular", "hiragino kaku gothic pro", meiryo, "ms pgothic", sans-serif;">私自身ここに来て、2年半で2人体制を取れるようになりました!昨年から非常勤で助けてもらっている湘鎌時代からの同期も引き続き来年度も来てくれることになり2.5人体制。</span></p><span style="background-color: white; caret-color: rgb(5, 5, 5); color: #050505; font-family: system-ui, -apple-system, BlinkMacSystemFont, ".SFNSText-Regular", "hiragino kaku gothic pro", meiryo, "ms pgothic", sans-serif;"> 研修医教育や地域で見るべき疾患と初期対応ののち送るべき疾患の線引きについても、ほぼ同意見。さすが北海道の地域でもご勤務されていた経験!</span><div><span style="background-color: white;"><br style="caret-color: rgb(5, 5, 5); color: #050505; font-family: system-ui, -apple-system, BlinkMacSystemFont, ".SFNSText-Regular", "hiragino kaku gothic pro", meiryo, "ms pgothic", sans-serif;" /></span><span style="background-color: white; caret-color: rgb(5, 5, 5); color: #050505; font-family: system-ui, -apple-system, BlinkMacSystemFont, ".SFNSText-Regular", "hiragino kaku gothic pro", meiryo, "ms pgothic", sans-serif;"> 少しずつ慣れていただいて、5月からの研修医を一緒に迎えたいと思います。</span><br style="caret-color: rgb(5, 5, 5); color: #050505; font-family: system-ui, -apple-system, BlinkMacSystemFont, ".SFNSText-Regular", "hiragino kaku gothic pro", meiryo, "ms pgothic", sans-serif;" /><br style="caret-color: rgb(5, 5, 5); color: #050505; font-family: system-ui, -apple-system, BlinkMacSystemFont, ".SFNSText-Regular", "hiragino kaku gothic pro", meiryo, "ms pgothic", sans-serif;" /><span style="background-color: white; caret-color: rgb(5, 5, 5); color: #050505; font-family: system-ui, -apple-system, BlinkMacSystemFont, ".SFNSText-Regular", "hiragino kaku gothic pro", meiryo, "ms pgothic", sans-serif;"> 回診中に、患者さんに</span></div><div><span style="background-color: white; caret-color: rgb(5, 5, 5); color: #050505; font-family: system-ui, -apple-system, BlinkMacSystemFont, ".SFNSText-Regular", "hiragino kaku gothic pro", meiryo, "ms pgothic", sans-serif;">「こわくないですか?」</span></div><div><span style="background-color: white; caret-color: rgb(5, 5, 5); color: #050505; font-family: system-ui, -apple-system, BlinkMacSystemFont, ".SFNSText-Regular", "hiragino kaku gothic pro", meiryo, "ms pgothic", sans-serif;">と話されていて、</span></div><div><span style="background-color: white; caret-color: rgb(5, 5, 5); color: #050505; font-family: system-ui, -apple-system, BlinkMacSystemFont, ".SFNSText-Regular", "hiragino kaku gothic pro", meiryo, "ms pgothic", sans-serif;">「先生!ここは北海道じゃないので、その感覚は伝わらないかもしれませんよ笑 ニヤニヤも笑」</span></div><div><span style="background-color: white; caret-color: rgb(5, 5, 5); color: #050505; font-family: system-ui, -apple-system, BlinkMacSystemFont, ".SFNSText-Regular", "hiragino kaku gothic pro", meiryo, "ms pgothic", sans-serif;">なんて話しながら、スタートしています。</span></div>shinyahttp://www.blogger.com/profile/16295241289828164303noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-954873403163656652.post-40327661255775909262021-03-08T22:26:00.001+09:002021-03-09T07:05:50.694+09:00おいしいトマトの話<p> 少し前に、とってもおいしいトマトを頂きました。小さくて、皮が少し厚めで固めだけど、甘い。</p><p>とっても甘い。</p><p> そのトマトを育ててくれた方から、お話をして頂きました。</p><p>「生きていくために、いろいろ試行錯誤して、このトマトにたどり着いたんだ。原点に返って自生しているトマトを考えたんだ。アルプスの麓に自生しているトマトのことを。土を変えて、水を替えて。」</p><p> 経験と努力の結晶だと思いました。日々食べる食べ物に作り手の顔が見えるとこんなにも違うのか?と思うほどの衝撃がありました。</p><p>「子供は、ひとりか?」「おー、そんなにいるのか!子供はいいぞ。宝だ。持って帰って、たくさん食べさせなさい。」</p><p>そう笑って、またお会いしましょう!と。</p><p>その一週間後、呼吸が苦しくなり、御家族も家で診るのは少し難しいと訪問看護師に連絡をくださり、入院となりました。</p><p>「おー先生。今はだいぶ落ち着いたよ。」「少し、落ち着くまで入院するか。」</p><p>そういって、病室へ</p><p>私からトマトの御礼をお伝えしたら、ニタッと微笑んで、</p><p>「子供も食べたか?」と。</p><p>次の訪問予定は1ヶ月後だったので、自宅で最期までとなると、私は直接「ありがとう」が言えなかったかもしれません。</p><p>病院へ来て下さって「ありがとうございます」</p><p>御家族にも、入院されてからの数日間の私との会話をお伝えしました。</p><p>「畑のことをまだ家族に伝えきれていない」「そこが心配なんだ」</p><p>「ちょっと家に帰りたいな」etc</p><p><br /></p><p>初めてお目にかかってからわずかな時間でしたが、素敵な出会いでした。</p><p>素敵なトマトをありがとうございました。</p>shinyahttp://www.blogger.com/profile/16295241289828164303noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-954873403163656652.post-19479249919452939592021-03-05T00:24:00.000+09:002021-03-05T00:24:08.745+09:00出会いと別れの季節<p> 多くの研修病院では、今月で研修医の先生達が卒業ですね。</p><p>2年間で、多くのことを学びましたか?</p><p>社会人として初めて、世に出た人もいたでしょう。</p><p>いろんな理不尽に「????」と思った人もいたでしょう。</p><p>歯を食いしばることも、学生のときよりたくさんあったでしょう。</p><p>力が足りず、悔しい思いをしたこともたくさんあったでしょう。</p><p>でも、</p><p>「ありがとう」という言葉もたくさんもらったでしょう。</p><p>「ありがとう」という言葉をかけた仲間もたくさん増えたでしょう。</p><p>初期研修で出会った仲間、指導医、経験したことは全て「宝物」だと思います。</p><p>昔、研修医だった自分はそう思います。</p><p><br /></p><p> そして、研修医の先生達の大切な24分の1の期間を一緒に過ごせたことに</p><p>「ありがとう」です。</p><p>それぞれ自分の夢に向かって頑張って下さい!</p><p>ふとしたときに、チーバ君のお尻あたりを思い出して下さい。</p><p>たまには、おいしい猪肉や魚を食べに遊びに来て下さい。</p><p><b>研修修了、おめでとー!</b></p><p><br /></p><p>来年度もそんな研修医の先生達をお預かりします。</p><p>責任を持って、「Happy」を共有出来る研修にしたいと思います。</p><p>いろいろ楽しいこと考えてると、ニヤけますね笑</p><p><br /><table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><tbody><tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiUP4UwwHEH3d6apaEc490sEWl429pumVHoPXUiAD6YpvBTsAClHszdMgYuMtadfbx2N-P9LpOgsvCruLCTvjXr9pH2-Otn2kB6Ix04G4PXUdNPnXfu41Rq5JRW7BJUNxhSQOfpFM_Fvbna/s2048/IMG_2297.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" data-original-height="2048" data-original-width="1536" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiUP4UwwHEH3d6apaEc490sEWl429pumVHoPXUiAD6YpvBTsAClHszdMgYuMtadfbx2N-P9LpOgsvCruLCTvjXr9pH2-Otn2kB6Ix04G4PXUdNPnXfu41Rq5JRW7BJUNxhSQOfpFM_Fvbna/s320/IMG_2297.jpg" /></a></td></tr><tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">発熱外来で考える・・・</td></tr></tbody></table><br /></p>shinyahttp://www.blogger.com/profile/16295241289828164303noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-954873403163656652.post-74897541672206659762021-02-17T15:45:00.001+09:002021-02-17T15:45:20.934+09:00試食会<p> </p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhepeqX_Ktzb9n91_mkIrL7oTbFl1yBgoY5O_TG-E3y8fFsUthq5D24EHl_YL43f1M5NsHbrHH2wE0zcZ7N3ef3sYbBvQa26YA6Kyc1LRdpB-48SKtax4jqn4QxzdpnxmKugV5PEc3CJh5b/s2048/IMG_2342.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1536" data-original-width="2048" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhepeqX_Ktzb9n91_mkIrL7oTbFl1yBgoY5O_TG-E3y8fFsUthq5D24EHl_YL43f1M5NsHbrHH2wE0zcZ7N3ef3sYbBvQa26YA6Kyc1LRdpB-48SKtax4jqn4QxzdpnxmKugV5PEc3CJh5b/s320/IMG_2342.jpg" width="320" /></a></div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">先週、入院患者さんのタンパク質摂取を上げるための補助食品を院内で試食しました。</div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">今はまだお試しですが、もともとあまり食にこだわりのない私は、どちらでも問題なし!</div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;"><br /></div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;"> 高齢者の人は、「歳だから、あんまり食べられなくてもいいんだ」</div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">ということではありません。食べずにリハビリをするとどんどん筋肉が落ちます。</div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">腎機能などの問題がなければ、積極的にタンパク質も取ることを心掛けましょう!</div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;"><br /></div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">こういった取り組みを、栄養士・看護師・病棟クラークの皆さんとワイワイやるの、面白いです!</div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;"> </div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;"> </div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;"><br /></div><br /><p></p>shinyahttp://www.blogger.com/profile/16295241289828164303noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-954873403163656652.post-75475428640769695762021-02-02T19:12:00.008+09:002021-02-02T19:12:47.453+09:00とってもオススメの本が出ました!西口翔先生&ブランチ先生<p></p><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">とうとうやりましたねー。同期が。</div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">しかも、「ザ・ショーカマ」</div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">湘南鎌倉総合病院で初期研修をすると、毎年、一人は</div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;"> 「ザ・ショーカマ」</div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">と同期から見ても、尊敬する、熱い魂を持った同期がいます。</div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">そんな西口先生が、私たちの師匠ブランチ先生との共著で、ついに本が出ちゃいました!</div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">同期から見ても、あんなに忙しい内科で、臨床やって、教育やって、研究やって、論文書いて・・・</div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;"> めちゃくちゃ忙しいのに、よくそんな時間があったなーと本当に尊敬します。</div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">「はじめての内科病棟 ただいま回診中!」</div><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><br /></div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;"><br /></div><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiG5rc9UcmQyB7J6H46-m3qPg30G6LlHYvartyET7q8sFTvVYL7CVsaui5Zl9r8Rxw9onBjbrrEhC7F6kV9d39O_dFBpJLBU1Bqayu_1K5Qvt0NoySrZgZkNqXNfRu7Ka1ofFsafDIQncNA/s1920/IMG_2336.JPG" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1920" data-original-width="1080" height="309" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEiG5rc9UcmQyB7J6H46-m3qPg30G6LlHYvartyET7q8sFTvVYL7CVsaui5Zl9r8Rxw9onBjbrrEhC7F6kV9d39O_dFBpJLBU1Bqayu_1K5Qvt0NoySrZgZkNqXNfRu7Ka1ofFsafDIQncNA/w212-h309/IMG_2336.JPG" width="212" /></a></div><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><br /></div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">そして、内容がとてもよい。自分の感想は、以下の3点</div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">1.患者さんへの向き合い方をしっかりと書いている</div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">2.初期研修のときによく出くわす感染症を中心とした疾患の時間経過での一例が記載されている</div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">3.教育回診について、プレゼンをどのようにすればよいかを、状況に合わせたやり方を書いている</div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;"><br /></div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">これら3点は、私たち湘鎌レジデントが指導医、屋根瓦式教育の先輩医師、ブランチ先生などから教わったことそのものをまとめたものだと思います。</div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;"> 初期研修医の先生達にとっては、内科ローテーションをする際にまず読んでもらうのがいい本だと思います。</div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;"> その上で、知識を上乗せするために、UpToDateやハリソン、セシル、その他論文にあたる。</div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">これが、近道かと思います。</div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;"><br /></div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">僕たちが、初期研修のときにあったらよかったな!と思う、まさにそんな本でした。</div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;"><br /></div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;">そして、同期としては、また刺激になるのでした。</div><div class="separator" style="clear: both; text-align: left;"><br /></div> <br /><p></p>shinyahttp://www.blogger.com/profile/16295241289828164303noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-954873403163656652.post-72497927217007999652021-01-20T09:31:00.009+09:002021-01-20T09:35:30.712+09:00モットーは、楽しく仕事をすること<p> 来年度の地域研修希望者11名で、受け入れが決定しました!</p><p><br /></p><p style="text-align: left;">去年が2名</p><p style="text-align: left;">今年が8名(+GENEPROから1名)</p><p style="text-align: left;">来年が11名+α</p><p><br /></p><p>確実に、着実に種を蒔いています。</p><p>特に大きな宣伝もしていません。</p><p>口コミで、繋いでもらえていると思います。</p><p>モットーとしていることは、</p><p><span style="font-size: medium;"><b>「楽しく仕事をすることを伝える」</b></span></p><p>医者というと、</p><p> いいですねー。えらいですねー。大変ですねー。</p><p>と言われることが多いです。</p><p>確かに、家庭環境などで恵まれている人も多いかもしれません。</p><p>私も恵まれていたほうでしょう。</p><p> でも、お金だけで医者になれるわけではありません。みんな努力して、国家試験に通っています。膨大な量の知識を詰め込み試験に臨みます。努力の結果、得たライセンスです。</p><p>せっかく頑張って得たライセンス。</p><p>そして、限られた人しか持てないライセンス。</p><p>使い方は、それぞれでいいですが、せっかくなら楽しく過ごすために使ってもらいたい。</p><p>臨床でも研究でも起業でもなんでもいいです。</p><p>楽しく仕事をして、楽しい人生を過ごしてもらいたい</p><p>「楽する」とは違います。</p><p>「キツくても、しんどくても『楽しい』と思える仕事をしてる」</p><p>若い人達にはそう思ってもらいたいと背中で語れる人になりたいと思います。</p><p>だって、嫌でしょ。自分の上司が</p><p>「ほんと毎日、たいへんだよ。つらいわ。」</p><p>なんて言ってたら。それより</p><p>「昨日はこんなことがあったんだよ! 大変だったけど、助けられたんだ!」</p><p>そんな現場がよくないですか。</p><table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><tbody><tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgpz2J59dwvgCjjfCZJLbgFTcqw4hOs9T3J2TQ_UFjQFXjnZxxBeVSFy1jA_wGrZz9IH8LQB2zJc7WM4KsDe4X_OKazZC3f4JHvEE65PUF_Jw8mxP2p4IglVJfK4EdQGoKT2hj40ftfmlPP/s2048/IMG_2277.jpg" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" data-original-height="1536" data-original-width="2048" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgpz2J59dwvgCjjfCZJLbgFTcqw4hOs9T3J2TQ_UFjQFXjnZxxBeVSFy1jA_wGrZz9IH8LQB2zJc7WM4KsDe4X_OKazZC3f4JHvEE65PUF_Jw8mxP2p4IglVJfK4EdQGoKT2hj40ftfmlPP/s320/IMG_2277.jpg" width="320" /></a></td></tr><tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;">tmie managementの勉強会です。日常業務のカイゼンに繋がればいいですね!</td></tr></tbody></table><br /><p><br /></p><p><br /></p>shinyahttp://www.blogger.com/profile/16295241289828164303noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-954873403163656652.post-72877752821472157952021-01-18T17:46:00.000+09:002021-01-18T17:46:00.382+09:00来年度の地域研修がぼちぼち決まりそうです。<p> 当院での初期臨床研修の地域研修は、日本医科大学と千葉大学、北総病院の3つのプログラムと協力をしています。</p><p> そして、現在来年度の希望者</p><p> 暫定合計9名</p><p>いいですねー。ひとつの施設からではなく、お互い切磋琢磨してもらえるとなおいいかな!と思っていますので、一月に2人までの制限を設けていますが、2人がそれぞれに刺激しあえるといいなと思っています。</p><p>その他にも、他科の先生が、「勉強したいです!」と月に二回外来の見学に来られることにもなりました。個人的にはとても嬉しいですね。そして、刺激にもなりますし、私もその先生からいろいろと学びたいと思います。</p><p> 3年目もいろいろごちゃまぜで、楽しくなりそうです!</p><p>毎年同じことの積み重ねと、少しずつカイゼンを続けて、よりよい研修病院目指しましょう!そして、この流れで、地域医療の質をより良いものにしていきたいです。</p><table align="center" cellpadding="0" cellspacing="0" class="tr-caption-container" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><tbody><tr><td style="text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh19r-pnKVQBHfH_yuZBnR4gV-WlqquFstlCFzLrdY8KPhPJ03kwy7b185NyKQoxGiOUrOqZOu0kM6_pq6eA-dBF3vXL0byCRtRgD6U86nSgf2OzNdVNNWbQUuokYvkvCpC1LN7O9yTrgSC/s2048/IMG-2180.jpg" imageanchor="1" style="margin-left: auto; margin-right: auto;"><img border="0" data-original-height="2048" data-original-width="1536" height="640" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEh19r-pnKVQBHfH_yuZBnR4gV-WlqquFstlCFzLrdY8KPhPJ03kwy7b185NyKQoxGiOUrOqZOu0kM6_pq6eA-dBF3vXL0byCRtRgD6U86nSgf2OzNdVNNWbQUuokYvkvCpC1LN7O9yTrgSC/w480-h640/IMG-2180.jpg" width="480" /></a></td></tr><tr><td class="tr-caption" style="text-align: center;"><br /></td></tr></tbody></table><br /><p><br /></p><p><br /></p>shinyahttp://www.blogger.com/profile/16295241289828164303noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-954873403163656652.post-91931953531193496062021-01-06T20:17:00.000+09:002021-01-06T20:17:37.393+09:00明けましておめでとうございます。2021年!<p> 明けましたね。</p><p>そして、なんだか年始から今年は大変な一年になりそうですね。</p><p>今感じていることを記録に残しておくために、ここに記しておきます。</p><p>COVID-19が流行し始めて約一年。この一年がどんなだったかは皆様もご存じの通り。</p><p>自分としては、武漢からの帰国者受け入れのときから緊張感を持って、病院の中のシステムや感染対策をし始めていました。</p><p>また、地域の中でのこの病院の役割についても再検討し、地域の医師会の先生や公立病院の先生、3次救急医療を担ってくださっている先生方とも話し合いを繰り返し、地域全体で今の医療の質を担保できうる体制を地域で考えました。</p><p> 一年は地域の住民の方々も頑張ってこられて、この地域は比較的穏やかに過ごすことが出来ました。</p><p> 年が明けて、都内の爆発的な感染者増加に伴いおそらくここにもいよいよ波が押し寄せてくると感じています。人が少ない分、ニュースになるほどではないかもしれませんが、医療リソースが少ないため、対応困難なことが多々出てくることは想定内です。</p><p> この流れに対しては、行政の責任とか、経済をどうするんだ!とか、教育はどうなんだ!受験は?、医療体制はどうするんだ!といろいろな問題はありますが、</p><p>「戦時中」</p><p>と考えたら、腑に落ちることが多々あります。</p><p>誰だって国民は戦争はしたくなかったはずです。他国民であれば人を殺すのか。</p><p>多くの人は、お国のためといっても人を殺すことに嫌悪感を持っていたはずです。それでも、止められなかった。</p><p> そして、国民は流れ弾で亡くなったり、爆弾で亡くなったり、原爆の被害に遭われ後遺症を残した方もおられたと思います。</p><p> 直接的な爆撃ではなくとも、飢えで亡くなった方もいたでしょう。適切な医療を受けることが出来なくて亡くなった方もいたでしょう。仕事を失った人もいたでしょう。</p><p>家がなくなった人もいたでしょう。</p><p>犯罪も多くなったと思います。・・・火垂るの墓を思い出してしまいました。</p><p> 多くの被害を受け、終戦を迎えました。それでも、その後傷跡は残りすぐには回復していません。10年単位で国力が上昇してきたのではないでしょうか。</p><p>今回の感染については、どこの国も被害がない国はありません。大なり小なりはありますが。誰かが言うように、「毎年インフルエンザでなくなる方のほうが多いのに何を騒いでるんだ」という意見もありますが、この一年間の他国の感染率、重症化率といった客観的な数字をみて、その国の対策、そしてその国の人たちの法遵守率なども想像して、日本とかわりがあると私は思いません。</p><p> </p><p>同様の結果が待ち構えていると思います。</p><p> 日本の医療は良くも悪くも公の医療機関だけでなく多くの民間医療機関によって今まで運営されています。そのおかげもあり、戦後の急速な乳児死亡率の低下、公衆衛生強化、国民皆保険により長寿国となっています。その反面、民間医療機関はベッドを埋めるように患者さんをたくさん診る努力をしてきています。そうしないと、医療者の給料もでないからです。無駄と言われるような検査もしているのかもしれません。そのために診療報酬の改訂がされ、それにあわせて、民間医療機関はスタイルを変えながら今に至ります。</p><p> 箱物を作っても、医療者はすぐには増えません。</p><p>今できることは、「感染者を増やさない」ということ</p><p>初めから一貫して私も発してきましたが、軽症者が増えるということはその一定の割合で重症者が増える→救急医療が圧迫される→他の疾患の対応困難となる→癌の治療や外傷の治療が今までの基準通りに対応出来なくなる→コロナ以外の死亡者も増える</p><p>という危険性があります。</p><p>若い人でも感染後の後遺症に悩まされている人がいます。自分は大丈夫だろうと思っていても、自分の大切な人にうつしてしまって、その人が亡くなるということも考えられます。</p><p>仕事に規制がかかると生きていけない おまえは医師だからいいよな!</p><p>という意見もあるかもしれません。これも医師だからといって給与の補償がされているともいえません。この一年で多くの医療機関は経営が苦しくなっています。</p><p>経営者もいろいろと考えないと今まで通りというわけにはいかないでしょう。</p><p>誰かのツイッターで見て「うんうん」同じ意見。</p><p>と思ったのは、</p><p>バブルの前には戻れない </p><p>第二次世界大戦の前には戻れない</p><p>3.11の前には戻れない</p><p>今までと同じノーマルには戻れない</p><p>ということ</p><p> 仕事も人間関係も人生観も昨年までと違うノーマルが生まれる</p><p>こういう大きなことがなくても、日々意識して生きているかどうか。</p><p>死を意識して生きているかどうか。</p><p>自分の人生に責任を持って生きているかどうか。</p><p> 戦争は、終わりがあります。</p><p>この感染症は、終わりが見えません。変異して感染力は強まるが重症化率は下がるという状態をまつか、何か薬が出来るか。それまでずっと疎開や防空壕での生活と同じということです。</p><p> ただ、みんなが協力して人にうつさない。うつらない</p><p>ことをすれば、その期間は短くなり、医療もある程度キープでき、仕事も形態を変えながらも再開できます。</p><p> 昔とちがって、onlineがあることも教育や仕事の面で有効な方法です。特に義務教育においては無償でオンライン教育が出来るタブレットの配給やそのインターネット代の補償など方法はあるはずです。補償に平等などなくて当たり前。ベーシックインカム+差をつけた補償があってもいいと思う。</p><p> 生きていればいいことはある</p><p>生まれたことに意味があるなんてことはない。そんなの他人が勝手に言っていること</p><p>ただ、生まれたのであれば、楽しく生きてほしい。笑顔をたくさんにしてほしい</p><p>死んだときに楽しかったなーと言えるように</p><p> この状況に嘆くのではなく、どうやって大切な人と楽しく時間を過ごせるかを考える。</p><p>前を向こう。</p><p><br /></p>shinyahttp://www.blogger.com/profile/16295241289828164303noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-954873403163656652.post-75223296243017098392020-12-27T21:31:00.002+09:002020-12-28T07:32:50.440+09:00今年最後の医学生 見学<p> 少し前にコロナ対策をしっかりとして、見学に来てくれました。九州から。</p><p>以前、見学に来てくれた医学生からの口コミ+<a href="https://med.antaa.jp/Dr.aoki_interview" target="_blank">Antaa</a>の内容を観て連絡をくれました。</p><p>外来で薬の副作用や、病気の病態についていろいろ話をしながら、将来のことを聞いたり、今何に悩んでいるのかを聞いたり。</p><p>医学生がイメージする</p><p> </p><p> <span style="font-size: medium;">「総合診療」</span></p><p><br /></p><p>って、やっぱりいろいろと捉え方があっておもしろいです。</p><p>情報を如何に自分で収集するかで、イメージが変わるというのは面白いです。</p><p>その点、臓器別専門医は、ある程度「カチっと」イメージが湧きます。</p><p>色々あって、おもしろい。</p><p> 僕はそう思います。だって、定義自体が「その地域にあった医療の提供」となっていますから。</p><p> 当たり前のことを当たり前にやって、医学生や研修医の子達にとって</p><p>「あっ!大学にはいないタイプだけど、こんなキャリアもあるんだ!面白そう!」</p><p>そう思ってもらえたらいいなと思います。そんな若い人たちが増えて、キャリアアップできる環境を大学や基幹病院と協力して作れたらいいなと。</p><p> あえて、文字にすると</p><p> <span style="font-size: medium;">Rural GP(general practitioner) その中でもERGP</span></p><p>外傷、小児も含めた救急対応、脱臼整復、重症患者の初療→搬送調整、それ以外の入院対応、</p><p>慢性期疾患外来、訪問診療etc</p><p> 来年もたくさん見学、研修の子が来てくれるといいですね。</p><p>種を蒔き続けたいですし、いい土壌と水を与える仲間が全国で頑張ってるので一緒に頑張っていきたいですね。</p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhBHBVEa6_o61SIazzypZJqcuAoMg0GRHB0G7atnStvd-h63bc8RGUGiqaPJPebT6ymTGp4UNSJcHe57SE2eKfxWtM-Zh146Lb67zBqZR0Vj2d8OjI97tkEviWpzkPHXXrxb_zuKEKWvOSR/s2048/IMG_2021.jpg" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="2048" data-original-width="1536" height="320" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhBHBVEa6_o61SIazzypZJqcuAoMg0GRHB0G7atnStvd-h63bc8RGUGiqaPJPebT6ymTGp4UNSJcHe57SE2eKfxWtM-Zh146Lb67zBqZR0Vj2d8OjI97tkEviWpzkPHXXrxb_zuKEKWvOSR/s320/IMG_2021.jpg" /></a></div><br /><p><br /></p>shinyahttp://www.blogger.com/profile/16295241289828164303noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-954873403163656652.post-40777349420700769462020-12-22T22:31:00.002+09:002021-01-25T23:43:38.496+09:00いつもの1日<p> 朝から、病棟回診。患者さんの顔色を見て、食事が取れているか、笑顔があるか、挨拶が帰ってくるか。そんなことを確認しながら、いつも通りに、外来診察。</p><p> 毎月やってくる患者様。3ヶ月に一度の元気な方。</p><p>熱が出たという患者様。顔が腫れたという患者様。お腹が痛いというかた。</p><p>いろいろな人がやってきて、なるべく皆さんの不安を軽減できるように診療を行う。</p><p>救急隊のかたの病院研修もあるので、救急疾患ではないかたをどのように診療しているか、身体所見として覚えておいたら得することなども少しずつ共有して。</p><p>いつもと同じ1日。その日は、午前中の患者さんのマネージメントで昼ご飯を食べるタイミングを逃して、コーヒーを飲んだだけで17時まで過ぎてしまった。</p><p>外はもう真っ暗。</p><p>一息つくことが出来て、いつもと違う今日を振り返る。</p><p>電話をした。「お疲れ様でした。遠くていけなくてごめんなさい。」</p><p><br /></p><p> 朝、とても大切な人が亡くなった。</p><p><br /></p><p>僕が、初めて主治医になろうと思った人。</p><p>中学生のときからお世話になった近所のおばちゃん。</p><p>「つけもの、食べるけ?」「お雑煮はもち何個食べる?」「おばちゃんみたいな人のたべもんでもおいしいっていってくれるんけ?」「ご飯粒残したらあかんよ」</p><p>「いつも、おじいさんの線香あげてくれてありがとーな。」</p><p><br /></p><p>3浪して地元の大学に医学部に受かったときも、</p><p>「ようがんばったね。ほな、卒業したら、帰ってくるんけ?かえってきぃ。」</p><p>「おばちゃん看取ってもらわんと。」</p><p>初期研修病院を関東に選んだときも、</p><p>「いかなあかんの?遠くなるな。いつかえってくるんや?はよかえっておいでよ。おばちゃん先いってしまうよ。」って。</p><p>卒業して10年したら・・・</p><p>自分が役に立てる医者になったら・・・</p><p>そう思って、結局地元にはまだ戻れなかった。</p><p>最後に会ったのは昨年の5月。お祭りのとき。ほんまに会えて良かった。</p><p>自分のおばあちゃんより近くにいる分、お世話になったおばちゃん。</p><p>おばちゃんのご飯、浅漬け、おせちのカブづけ、シイタケ・・・全部おいしかったぁ。</p><p> 2ヶ月ほど前から、調子が悪いこと、入院をしたこと、娘さんから聞いて、医師として相談に乗らせてもらった。こんなことしかできなかった。</p><p> 主治医の先生がとってもいい先生だったって。</p><p>地元の病院で大きくはない。でも、とても親身に考えてくれて、話しやすく、家族も安心していました。おばちゃん、最期とてもすてきな顔をしていたんだって。</p><p> 自分が、遠く離れたところで、同じようにすることができたら、回り回って、自分の大切な人にもいい医療が提供されるのかなと思って、1日をまた過ごす。</p><p>落ち着いたら、線香をあげに行くね。</p><div class="separator" style="clear: both; text-align: center;"><a href="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgzCF3ttTXOmEu5_aUMWU0m2cJ-89hC_vAGa7x5qzeZ1SfKohNWTeb_NFVbif713qHlQNlZzKmc5rteoxGf7fngENWinh652zBjX4xZq7PbuuEMR7pV5kIm6LjMn0xFa1cM0TvMFcTJzVKK/s2048/100_FUJI-DSCF0038_DSCF0038.JPG" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" data-original-height="1536" data-original-width="2048" height="150" src="https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgzCF3ttTXOmEu5_aUMWU0m2cJ-89hC_vAGa7x5qzeZ1SfKohNWTeb_NFVbif713qHlQNlZzKmc5rteoxGf7fngENWinh652zBjX4xZq7PbuuEMR7pV5kIm6LjMn0xFa1cM0TvMFcTJzVKK/w200-h150/100_FUJI-DSCF0038_DSCF0038.JPG" width="200" /></a></div><br /><p></p><p><br /></p>shinyahttp://www.blogger.com/profile/16295241289828164303noreply@blogger.com0tag:blogger.com,1999:blog-954873403163656652.post-73808085418743733222020-12-10T22:45:00.003+09:002020-12-10T22:51:36.907+09:00初期臨床研修における地域医療研修について<p><span style="font-family: arial;"> <span style="caret-color: rgb(5, 5, 5); color: #050505; white-space: pre-wrap;"><a href="https://www.mhlw.go.jp/content/10803000/000703923.pdf" target="_blank">初期臨床研修の地域研修についてヒアリング</a>をうけました。初めて、国を動かす人に話をする機会を得たように思います。とはいっても、この御時世ですのでオンラインでですが。</span></span></p><p><span style="color: #050505; font-family: arial;"><span style="caret-color: rgb(5, 5, 5); white-space: pre-wrap;">話の論点は、</span></span></p><p><span style="color: #050505; font-family: arial;"><span style="caret-color: rgb(5, 5, 5); white-space: pre-wrap;">「初期臨床研修の地域研修の期間を現行の1ヶ月から半年に延ばすのはどうか」</span></span></p><p><span style="color: #050505; font-family: arial;"><span style="caret-color: rgb(5, 5, 5); white-space: pre-wrap;">それに対する私個人の意見は以下の5つ</span></span></p><p><span style="color: #050505; font-family: arial;"><span style="caret-color: rgb(5, 5, 5); white-space: pre-wrap;">1.地域研修の場として、3次医療機関へのアクセスが難しい、かつ、近隣に中規模病院がないところが望ましい</span></span></p><p><span style="color: #050505; font-family: arial;"><span style="caret-color: rgb(5, 5, 5); white-space: pre-wrap;">2.初期研修医が現場で戦力(臨床を一人で行う)として働けるように、機関病院での指導と</span></span></p><p><span style="color: #050505; font-family: arial;"><span style="caret-color: rgb(5, 5, 5); white-space: pre-wrap;"> 地域研修先での指導体制の構築が必要</span></span></p><p><span style="color: #050505; font-family: arial;"><span style="caret-color: rgb(5, 5, 5); white-space: pre-wrap;">3.医師としての責任がある立場を作り、それをサポートするのがメンター(地域病院の役割)</span></span></p><p><span style="color: #050505; font-family: arial;"><span style="caret-color: rgb(5, 5, 5); white-space: pre-wrap;">4.半年にしても、継続診療の経験が上がるとは思えない</span></span></p><p><span style="color: #050505; font-family: arial;"><span style="caret-color: rgb(5, 5, 5); white-space: pre-wrap;">5.地域での学びは、総合診療や地域医療に興味がない研修医にとってもプラスになることは多い</span></span></p><p><span style="color: #050505; font-family: arial;"><span style="caret-color: rgb(5, 5, 5); white-space: pre-wrap;"> </span></span></p><p><span style="color: #050505; font-family: arial;"><span style="caret-color: rgb(5, 5, 5); white-space: pre-wrap;">それぞれの立場があるので、なかなか話もまとまらないとは思いますし、まず何が問題で、どのような効果があるのかを考えないといけないです。</span></span></p><div class="o9v6fnle cxmmr5t8 oygrvhab hcukyx3x c1et5uql ii04i59q" style="caret-color: rgb(5, 5, 5); color: #050505; margin: 0.5em 0px 0px; white-space: pre-wrap; word-wrap: break-word;"><div dir="auto"><span style="font-family: arial;"> 地域研修は、あくまで研修であって、研修医は「戦力としてあつかうべきではない」</span></div><div dir="auto"><span style="font-family: arial;"><br /></span></div></div><div class="o9v6fnle cxmmr5t8 oygrvhab hcukyx3x c1et5uql ii04i59q" style="caret-color: rgb(5, 5, 5); color: #050505; margin: 0.5em 0px 0px; white-space: pre-wrap; word-wrap: break-word;"><div dir="auto"><span style="font-family: arial;">これはわかります。2年間の研修期間は、「教育ありき」ですから。</span></div><div dir="auto"><span style="font-family: arial;"> でも、2年とか関係なく、専攻医になっても医師はいつまでも「教育を受けながら(自分で学びながら)、臨床をやっていく」はずです。</span></div><div dir="auto"><span style="font-family: arial;"> じゃあ、3年目になったらいいのか?専攻医が終わったらいいのか?各科専門医としては育ってはいるだろうけど、「地域のニーズを満たす医療」ができるのか?</span></div><div dir="auto"><span style="font-family: arial;"> 卒業して何年?ではないように思います。上級医や仲間がサポートしながら、患者としっかり向き合う、疾患を考える、悩むという工程を経験していくことで成長するのだと思います。</span></div><div dir="auto"><span style="font-family: arial;">ほどよく責任を持つということが大切だと。やらなければ、人は成長しませんから。</span></div><div dir="auto"><span style="font-family: arial;"><br /></span></div></div><div class="o9v6fnle cxmmr5t8 oygrvhab hcukyx3x c1et5uql ii04i59q" style="caret-color: rgb(5, 5, 5); color: #050505; margin: 0.5em 0px 0px; white-space: pre-wrap; word-wrap: break-word;"><div dir="auto"><span style="font-family: arial;">「地域医療の戦力としては十分ではないので、戦力として研修期間を延ばすことは、地域医療のためにもならない」</span></div><div dir="auto"><span style="font-family: arial;"><br /></span></div><div dir="auto"><span style="font-family: arial;">というのも、論点がぼやけるように思います。もし、初期臨床研修中に地域研修を延ばすのであれば、機関病院は、それまでに地域で役に立つように研修医に指導すべきです。指導内容やマインドの問題と思います。</span></div><div dir="auto"><span style="font-family: arial;"> 実際、徳洲会グループの研修医や、沖縄県立中部病院の研修医は、研修期間中に離島へき地へ2ヶ月程度行くことがわかっているため(医療リソースの少ないところへ)、行く前までに、必死に必要なことを研修しますし、指導医も指導してから送り出します。</span></div><div dir="auto"><span style="font-family: arial;"> 送り出した後でも、いつでも相談に乗って良いよ!という先輩達がいました。そうすることで、地域に送り出された研修医にとっても、現場にとってもプラスになる。</span></div><div dir="auto"><span style="font-family: arial;"><br /></span></div><div dir="auto"><span style="font-family: arial;"> 「離島へき地医療」「地域医療」の定義は難しいですが、リソースが少ないところかつ、三次医療機関へのアクセスが難しいところで研修をするということは、疾患に偏りがなく、medicalな面でのプライマリケア・救急疾患の経験が存分にできます。これらを経験することで、とても成長します。</span></div><div dir="auto"><span style="font-family: arial;"><br /></span></div><div dir="auto"><span style="font-family: arial;"> 半年地域にいて、継続的診療の研修になるかと言われると「?」です。日本では、四季を通して春は、花粉症に悩まされたり、夏は熱中症や、イベントがあるから受診はできないとか、秋は食べ物がおいしいから血糖があがったりとか、冬だけ寒いから血圧が高くなったりといろいろあります。それらを2サイクルぐらい経験しないと、去年とこれだけ変わったね。とか、やっぱり今年もこうなったね。とか言えないと思うのです。その間に、家族が亡くなるとか、子供が成人するとか、孫が生まれたとか、いろいろな話をしながら生活が見えるのだと思うのです。なので、初期臨床研修の地域研修に継続性のある地域医療を学ぶというのは1ヶ月でも半年でも変わらないと思います。</span></div><div dir="auto"><span style="font-family: arial;"><br /></span></div></div><div class="o9v6fnle cxmmr5t8 oygrvhab hcukyx3x c1et5uql ii04i59q" style="caret-color: rgb(5, 5, 5); color: #050505; margin: 0.5em 0px 0px; white-space: pre-wrap; word-wrap: break-word;"><div dir="auto"><span style="font-family: arial;"> 将来総合診療や、地域医療に興味がない研修医にとっては意味があるのか?という意見もあると思いますが、人生の半年を専門外の勉強に費やすことは結局プラスになると考えます。地域でも、medicalな部分で将来当直業務に必要な手技・知識の習得や、入院担当患者の専門外の対応での必要な知識を得ることも出来るので。</span></div><div dir="auto"><span style="font-family: arial;"><br /></span></div><div dir="auto"><span style="font-family: arial;"> 地域研修期間を延ばすのであれば、</span></div><div dir="auto"><span style="font-family: arial;"><br /></span></div><div dir="auto"><span style="font-family: arial;">「機関病院がしっかりと地域に役に立つ知識・スキルを指導して送り出すこと」</span></div><div dir="auto"><span style="font-family: arial;">「送り出した後も、現場の指導医と協力して遠隔で指導の協力体制を維持すること」</span></div><div dir="auto"><span style="font-family: arial;">「そうすることで地域というフィールドは、とても良い教育の場になる」</span></div><div dir="auto"><span style="font-family: arial;"> →「結果、地域医療の安定供給に繋がる可能性がある」</span></div></div><div class="o9v6fnle cxmmr5t8 oygrvhab hcukyx3x c1et5uql ii04i59q" style="caret-color: rgb(5, 5, 5); color: #050505; margin: 0.5em 0px 0px; white-space: pre-wrap; word-wrap: break-word;"><div dir="auto"><span style="font-family: arial;">そう思うのです。</span></div></div><div class="o9v6fnle cxmmr5t8 oygrvhab hcukyx3x c1et5uql ii04i59q" style="caret-color: rgb(5, 5, 5); color: #050505; margin: 0.5em 0px 0px; white-space: pre-wrap; word-wrap: break-word;"><div dir="auto"><span style="font-family: arial;"> 長々と、書いてしまいましたが、今日のヒアリングで自分が伝えたかったことをまとめておきました。備忘録</span></div></div>shinyahttp://www.blogger.com/profile/16295241289828164303noreply@blogger.com0