2017年2月24日金曜日

遠藤周作シリーズ

PCLSでの発表が終わったので、開放感に溢れています笑
なんとなく、ずっとのし掛かっていたみたいです。症例のことや病態についての講義であれば、いつもそんなにプレッシャーではなかったのですが。それだけ、「思い」が詰まっていたのでしょうか?

 さて、少し前に気になっていた(母親から「いいよー」といわれて)映画を観ました。


『沈黙』
  長崎県での隠れキリシタン、踏み絵、その時代で何を信じるのか。神とは?
 良かったです。残酷なシーンもありましたが、おそらく実際に行われていたことなのでしょう。五島列島も出てきます。五島列島の歴史についてもっと知りたくなりました。
ただただ、教会がたくさんあるねーだけでは、何もわかりません。どうして「今」があるのか。

そして、その勢いそのままに、「遠藤周作」って名前は聞いたことがあるけど、実は読んだことがない・・・(そうなんです。学生時代あまり本が読めなかったんです。いえ、苦手だった。。。活字が嫌いだった・・・全て言い訳ですが...)
 ということで、2冊読みました。 

『海と毒薬』
 映画化もされているんですね。知りませんでした・・・これも、実話を元にした話。自分が同じ立場であれば、どうしていただろうか。時代が異なれば、場所が異なれば、同じことをしていたのだろうか。
 医学生のときに初めて献体を前に解剖実習をした日のことを思い出しました。もう亡くなられている御献体ですが、「人」を前に、皮膚を切開し、内臓一つ一つを観察していく。その行為が進むにつれて、目の前の「人」が「臓器の集合体」とも意識されていく。
 医師として進んでいくための洗礼のようにも思いました。御献体に感謝をしています。
その後、救急医として医師として、たくさんの方の亡くなっていく場面に立ち会わせていただきました。本当にこれで良かったのか。自分の中で最良のことが出来たのか。いや、ご本人様にとって最良の「死」を迎えさせてあげるお手伝いが出来たのか。いつも考えます。
 医療、人の「死」
について考える本でした。

「深い河」
これも、映画化されているんですね。知りませんでした・・・
世間知らずですね・・・すみません。題名だけは何となく知っていましたが。

キリスト教とは?人の信仰とは?人の一生とは?ヒンズー教とは?
善悪は切り離すことが出来ないものである

3作を一気に読んで、遠藤周作の生い立ちについても簡単ですが調べてみて、
作品に色濃く出ているのだなと思いました。
 どれも、とても人間くさい描写が僕は好きです。

昔からですが、普段本を読まないので小説を読むとその世界にどっぷりと使ってしまう癖があります。そしてその時に感じた気持ちは、その時にしか表現できないことが多いです。
なので、ここに書き留めておこうと思いました。

 もう少し、遠藤周作作品を読もうかな。


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