2016年4月6日水曜日

地域医療の醍醐味


特に田舎だからというわけではないと思いますが。
と前置きをした上で話を進めます。

3年、みっちりと同じ場所で働いたのは初めてです。
前の病院で後期研修をしているときでも、一年に何ヶ月かは外の病院に研修に行ったりしていました。
そのため、自分で年単位で患者さんを診させてもらうということはなかったです。
また、その患者さんの家族も診察させていただくということもなかったです。

 ここでは、患者さんの近所の方からも情報を提供していただくことがあります。
定期受診になかなか来ないなーなんて思っていると、

「最近、○○さん元気に畑始めてるよー」

とか。

 あの人大丈夫かな。最近受診されていないけどと思っていると、

「函館に搬送になって、△日に亡くなったんだ。先生には伝えないといけないと思ったから。」

とか。

 うれしさと辛さと両方が入り交じって涙が出ます。

1年以上のお付き合いの方、毎月、外来で10分程度のお話かもしれません。
totalで10分×15回=150分+入院の時間 etc

ほんのわずかな時間しか共有出来ていないんです。

でも、とても大切な人とお別れしたような気持ちです。

忘れることなく、これからも医療に邁進したいと思います。



2016年4月3日日曜日

研修病院選び方御法度 読みました!

研修病院選び方御法度 第2版

読みました。
著者の安藤裕貴先生・錢 瓊毓先生 にはお会いしたことはありませんが、
とても、教育に熱心な熱い気持ちを持たれている方なのだと読み取りました。

私が最近始めた、blogの趣旨とほぼ同じです。

そして内容も私が言いたかったこととほとんど一緒です。
自身が学生のときに感じていたいろいろな悩みと
初期研修医時代に実際に感じたこと
さらには後期研修医として指導者として感じること

これらについて記載がされています。

共感できる部分がたくさんありましたが、
その中でも、
『私たちの時代と異なり「指導者がスーパーローテート研修を終えている人たちが増えている」』

という点はとてもうなずけます。
以前よりはたくさんそのような医師が増え、活躍の場も市中病院だけでなく、大学病院で活躍されている人もいます。また、総合診療科やERだけでなく、耳鼻科や眼科といったいわゆるマイナー科といわれるところでも活躍されています。
 そのような医師から自分の専門領域とは異なる科に進む後輩達に
「ここだけは知ってておいてね!」
と指導できる医師が増えたのは本当に幸せなことではないかと思っています。


blog始めたけど、続けなくてもいいんじゃない?

そんな気持ちにもなってしまいますが、まぁ、地道に続けていこうと思います。
現在も医学生さんや初期研修医の先生方と接して、
日々の診療・教育をしていく中で、

研修病院の選びかただけでなく、どのような進路を考えているのかという点についても
相談にのれたらと思っていますので、地道に続けていこうと思います。
そんなツールがあってもいいのではないかと地道にやっていこうかと。

2016年4月2日土曜日

松前町立病院 その後⑪

当町の選挙が明日あります。

今後この町がどのように進むか
一つの分岐点だと思います。
いいわけは出来ません。

町民みなさんが選んだ人ですから。自分たちの大切な一票を投じて
選んだ人ですからね。
影で文句を言っても変わりません。

「私の一票が意味をなさない」

なんていいわけをして、投票に行かないのもダメですよ。

人口減少が道内で上位に入っているこの町。
何かアクションを起こさないと30年先には町がない可能性が高い町。

10年先20年先にはもう自分はいないから・・・

とかそんないいわけも聞きたくない。

自分が生まれ育った町がなくなる

その危機感をもっと強く持って欲しい。

財政

国から入るお金に頼ってられないですよ。
自分たちの町でお金を生み出す仕組みを作らないと。

皆さんで考えましょうね。

私がこの町に来てちょうど3年

これだけ訴え続けていることわかりますか。
響いていますか。

現状維持は後退です。

常にその時々にあった最良のものを探し、自分を変え、成長させていきましょう。

明日、この町の運命が決まります。



2人の医師が卒業されました

当院は8人の全科診療医体制でした。
そのうち1人は自治医科大学のローテーションで1年間当院へ
(自治医科大学というのは各都道府県がお金を出し、毎年2〜3人の医師を育てるという特殊な大学です。)
 また、一人は半年間全科診療を勉強するために来られていた医師でした。
自治医科大学の先生は、次の任務のため道内の他の病院へ
また、もう一人の先生は自分の力をさらにつけるため、3次医療機関へ

二人とも医師としての年数が近かったため、私自身も刺激になり楽しい1年間でした。

二人がいなくなるのはとても寂しいです。

2週間ごとのjournalでも、意見を互いに出し合って、救急症例でも互いに助け合い、
相手の得意分野は互いに相談したりetc

仲間がいるというのは心強いですね。

4月からは、当院所属の後期研修医を迎えて新体制です。

毎月2〜3名の初期研修医も来られます。

日々の診療は当然のことながら、

教育病院としてもしっかりと機能できるよう頑張っていきたいです。
知内道の駅からとても近いですよーいつ乗れるかな?

未だ雪の残る近くのダムです





コツコツとやっていきます(報告)

 先日、SNSで一部報告いたしましたが、11月から本腰を入れて仕事を始めさせていただけることになりました。  場所は、 千葉県勝浦市 塩田病院 現院長が3代目という地元密着型の病院です。  規模も、私が今まで働いてきた病院(湘南鎌倉総合病院や松前町立松前病院・上五島病院)...