2016年3月13日日曜日

転勤

いつもこの話題が3月には出てきます。
もともと、2年のつもりでこの病院にやってきました。

救急をずっとやってきた自分としては、2年間を通じて、外来患者さんを四季を通じて診させていただくことができる

そう思って、やってきました。色々訳あって一年延長して今は丸3年が経とうとしています。最近よく言われますが、
「先生の外来では、先生から松前弁がでるから、そまっているなーと思う」
「おじいちゃん、おばあちゃんの言葉もだいぶわかるようですね。外来の看護師の仕事の一つに研修医の先生達の通訳がありますよ」
僕にもそんなときがありましたが、今は大丈夫なようです(笑)
方言にも慣れました。

 外来で顔なじみの患者さんからは
「先生聞いたよぉ。4月からいなくなるんだって。まだいてけれ。(まだ居てよ。)」
「なして、いくの。(どうして行くの?)」
「わし、見捨てていぐの。(私を見捨てて行くの??)」

いろいろ嬉しいお言葉いただきます。
 でも、まだ転勤すると言ってないし、事実この3月での移動はありません。
いろいろ言われる患者さんには、
「どこからそんな話を聞いたのですか?」
 「僕が言ってるのに信じてもらえないんですか?」泣
と言うと
 「みんないっでるさ(みんな言ってるよ)」

と返事。
  「みんな」
って誰???
 
 以前の病院問題(今も続いていますが。)
の時もそう感じましたが、「みんな」って誰でしょうか。
噂の元は誰なのか。真実はどこに聞けばわかるのか。
信じていい情報なのか自分たちで考えてもらいたいです。

確かにずっとはいません。それは変わらない事実です。
医師が同じ場所にずっといて診療をするということはいいこともありますが
その逆もあります。常に人の交流(人事も含めて)が必要です。
自分なりにここで作ってきたもの、やってきたことを
再度検討し、いいものを残す。自分がいなくなっても
この地域の医療がさらに良くなることを祈って。
ここで育つ子供達にも自分たちのふるさとが残るように。
安心して子育てが出来る、自分たちが最後まで安心して暮らせるお手伝いが出来るように。
 
松前で生まれ、ぴょこぴょこ歩き始めました。
松前弁をしゃべるようになりました。



 

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