2015年12月28日月曜日

マスメディアの力


つい先日、NHKにこそっと映りました。

医師としてではなく、一町民として。

下の番組です。
のんびりゆったり 路線バスの旅

撮影時もいつもどおりの子供達で、いつも通りの雰囲気そのままに撮していただいて
とてもうれしかったです。

「松前村塾」

という

無料の自習室
    
    兼
質問が出来るスペース
  
です。
子供達に、考える人間になってもらいたいという町内の方の思いからできた
スペースです。

質問を受けるのは、町内の大人(ボランティア)です。学校の問題や模試の問題で
躓くところの質問を受けます。
 指導者のプロではありませんので、時間がかかることもありますが、
家に帰って、携帯でゲームをする テレビをぼーっと見る
よりは、友達と机に向かって勉強する時間が2時間弱でも確保できるという思いです。

8月から始まりましたが、子供からも評判はいいようです。
「家にいたら、勉強できないし。しない。」
「ここに来たら、とりあえず宿題もするし。」
「いろんな大人の話も聞けるし。」

と。
そうです。テレビの中にもありましたが、いろいろな大人の話も時々行っています。
私も少し話をしましたが、ここに来る研修医の先生にもときどきお願いして話をしてもらっています。
 普段接することのない大人の話を聞くことで、また一つシゲキをもらって、
自分たちの未来を切り開いてもらいたいと思います。

やっぱり、「教育」はとても大切です。

研修医の先生に話をしてもらいました。


私はというと、患者さんから外来終了間際に「先生、NHK見たよ−!たこ焼き作れるの??」
とありがたいお言葉をいただいています。
マスメディアはやっぱりすごい・・・


2015年12月21日月曜日

もう年末

松前で迎える3回目のお正月がやってきます。

今年は雪があまり降らずに冬気分もあまりありません。
あるとあるで、「嫌だなー」と思いますが、
ないとないで、「寂しい」気持ちです。

11月・12月とあっという間に過ぎました。それこそ「師走」です。

10月の救急医学会が終わってからが早かったです。

自分が発表した内容で自分の中で踏ん切りがついたのでしょう。

地域で働くから、とか、
都会で働くから、とか、

場所は関係ない。

そのそれぞれの地域に合わせた形(ニーズ)で、働くことが大切だと。

一応のアイデンティティは、救急専門医

それはそれ。

毎月来られる外来患者様の、畑の話や漁の話を聞きながら、診察をするのも好き
急変で運ばれる患者様に適した治療を行い、適したタイミングで適した病院選定をして
搬送するのも好き
患者様の希望で当院での看取りをすることのサポートも好き

何でもいいのではないかと思います。
その地域で必要とされる形にfitすることが大切

研修に来られている先生や学生さんたちに
これも医師の仕事であることが伝わればと思います。

【伝え方】
はとても難しいですが、感じる方々に少しでも印象が残ればと思います。


12月にしたこと

 医学雑誌の原稿提出
 鑑別シリーズ作成中

 
 コンスタントにしていること
 journal club
 学生・研修医へのエコー シミュレーション
 ドクターヘリ業務

2015年12月14日月曜日

救急隊との勉強会(番外編)

隣町の救急隊が来年3月から、救急車に12誘導心電図を搭載することになりました。
これにより、救急隊員が心電図を読んで、心筋梗塞が疑える場合、適した病院への搬送を選択することがより可能となります。
 ここ道南地区では道南ドクターヘリを呼ぶかどうかの一つのtoolとなり得ます。
そんな救急隊員の方から、

「12誘導心電図」の機械を搭載するのですが、心電図の読み方を隊員に講義してもらうことはできませんか?

 と御連絡をいただきました。

「喜んで!」

とお引き受けしました。
 医学生や研修医の先生達に講義するのとは異なり、的を絞って講義することがいいだろうと、色々悩んだあげく、


 「胸痛を伴う、ドクヘリを呼んだ方が望ましいと考えないといけない心電図のみ」
=「ST変化のある胸痛を取りこぼさない」


ことに絞って講義をしました。

ある程度、理論的なことも必要ですが、いろいろな例えを用いて2時間弱の講義をしてきました。

point
  1電極位置を間違えない
   2「胸痛を伴う」傷病者さんでST変化を評価すること
   3心電図が全てではない

に絞りました。
 電極を間違うと、もう何ともならない・・・とか
 くも膜下出血でもST変化があります・・・
 3枝病変であれば、典型的な心電図にはならない・・・
ということも付け加えて終了としました。

まとめとしては、

 なるべくたくさんの心電図を見て、正常を頭に入れて下さい!

です。(公文式のように、ひたすら実症例またはドリル式のものをやる!)

この講義が少しずつ、地域の救急医療の質向上につながりますように。

矢越岬の近くNo1
矢越岬の近くNo2

医者の本音 (SB新書) 中山裕次郎先生

久しぶりに医師の書いた本を読みました。 医師としての経験年数が近いことや、医局に属さずに経験をつんできた似たような境遇から、共感する部分がとても多かったです。 いろいろなメディアを使って、医療者以外の人に対してもっと医療者の現実を知ってもらうことは大切だと思います。  医...