2015年9月26日土曜日

院内でのBLS開催!

やっと、念願の院内でのBLS開催です。
松前に来て、2年と半年。
院内での急変対応時になかなかうまくいかないことがあったりします。
当然です。ただでさえ、急性期病院でなければ心肺停止患者様や急変は少ないです。
偶然にも目の当たりにして戸惑ってしまう。
 これは、医師でも看護師でも同じです。また第一発見者が助手さんのときもありえます。

そんなときのための練習。シミュレーション。それが、BLSだったり、ACLSだったりします。

今回、当院のスタッフが多数受講されました。函館や札幌での受講となるとなかなか参加が難しいといっていた方々が受講して下さってとてもうれしいです。

しかも、今まで自分がACLSでインストラクターをしているときとはまた違う感覚でした。

「これで、当院のスタッフの意識が変わる!急変時にも安心して任せられるようなきっかけが出来た!」


これでがとてもおおきいです。確かに、受講しただけではすぐに忘れてしまいます。でも、0と1では大きな違いがあります。

今後の日常業務の合間にふと思い出してもらえたらと思います。

ちなみに私は今回はインストラクターではなく、会場まわりの案内だけでした。
地道にやっていこうと思います。

2015年9月22日火曜日

SCEP総会

この連休は、関東に戻っていました。

1.BLSインストレクター講習
2.SCEP総会出席

のためでした。

1については、医師になる頃からの目標でした。先にACLS(Advanced cardiac life support)のインストラクターは取っていたのですが、BLS(Basic life support)のインストラクターは延び延びになってしまい、やっと医師9年目での取得です。
 これで、これからも定期的にBLS,ACLSともにインストラクターとして指導者でありながら、自分自身もupdateしていきたいと思います。

2.SCEPというのは、Shonan College of Emergency Physicianの略です。湘南鎌倉総合病院と 茅ヶ崎徳洲会病院(現 湘南藤沢徳洲会病院)の救急で働く医師の集まりです。お互いに定期的に集まって近況報告をするという会なのですが、松前に来てから一度も参加することが出来ていなかったため、今回は思い切って参加しに行きました。とても刺激になり、自分自身ももっと頑張らないといけないと感じて帰ってきました。

 新しく増えた仲間(後輩達)や、スタッフの皆様、同期の医師それぞれに共通していたのは、
   今の現状に満足することなく、
  もっとよくするためにはどうすればいいか。
  どのように行動すればいいのか。

これはSCEPのみんなに流れているspiritなのではないかと感じました。
胸を張って先輩と言えるように今後も頑張っていきたいと思います。

 しかし、藤沢・東京は暑かったです・・・

2015年9月18日金曜日

ERとプライマリケアと総合診療 そして地域医療

違いはどこにあるのでしょうか。
それぞれの学会の方がたは、違いがあるとおっしゃられていると思いますが、
どうも私にはピンと来ません。

強いて言うなら、
ERは、時間軸として救急疾患・急性期症状を軸においた診療
プライマリケアは、初療?とはいうものの、長期的な時間軸でも診ていく診療
総合診療は、慢性期症状を軸においた診療(ERの慢性期版とでもいうところでしょうか)

でも、どの分野においても、急性期、慢性期ともに知らないと医療なんて出来ません。
どっちでもいいと思うのです。

タダ困ったことに、今後の日本専門医機構による専門医制度となるとそれぞれをしっかりと分けて、診療についてもある程度患者さんをどれだけ診ているのかという証明が必要になります。

私のような救急専門医であるが、地域で働いている人にとっては、
「必要最低限の患者数を満たしていない」
となりうることになります。

では、地域で働く医師で救急専門医はいらないのか?
答えはyesでもnoでもないですが、
私としては、
「救急のこともわかっている医師がいる地域は中核病院も助かる」
と思います。

今後、僻地や地域で働いている救急専門医は専門医を更新するにあたりとても苦労することになりそうです。
院内での急変対応勉強会

2015年9月7日月曜日

夏、また来年

北海道の短い夏が終わりました!
あっという間です。
少しまとめると、

 帰省
 仲良し三家族でのキャンプ
 町の花火大会
 一年に一度の感謝祭(家の前でのBBQ+流しそうめんetc)

家族での時間を過ごすことが多かった8月です。
とはいえ、仕事も当然。こちらも振り返りです。

  
 施設職員対象勉強会
 無事終わり、参加者の方も毎回増えています。90名を超える参加者です。ありがたいことです。この勉強会も今年は少しずつ看護師さんと役場職員さんに仕事の中心をスイッチしていき、自分は裏方に回りつつあります。地元の方が盛り上げていくことが目標です。

 研修医の先生方ともjournalをきっちり2本/月 読む
これもできました。合わせて、プライマリケアカンファレンス(インターネットでの勉強会)でも、journal clubをさせていただき、BLS(Basic life support)の有効性について発表しました。AEDだけでなく、しっかり胸骨圧迫(心臓マッサージ)しましょうね。

 ドクターヘリ関連
 一月に一回のペースで函館空港での待機をする道南ドクターヘリの仕事。
幸か不幸か、私が待機の時は要請がかからなかったり、天候不良で飛べなかったりとまだフライトがありません・・・ま、昔から勤務中にあまり大荒れすることはなかったので、やはり引かない医師なのでしょう。気長に待ちます。(松前からの搬送はたくさんアシストしてるんですけどね・・・)

 救急医学会発表決定
 10月に東京で行われる救急医学会での発表OKの通知が来ました。
松前にいながら発表出来ることあまりないかと考えていましたが、たまたま出くわした症例報告とあえて
 「地域で働く北米型ER研修を終えた医師について」
を発表します。これは、ここで2年間やってきたことを総まとめにした発表になると思います。地域の救急医療の質向上、学生、研修医への教育、地域連携etcまた、専門医を維持するためにどのようなことが必要かを都会で働いておられる先生方に訴えてみようと思います。

 将来についても岐路です。来年どのように過ごしましょうか・・・


カブトムシを捕まえたコテージ


医者の本音 (SB新書) 中山裕次郎先生

久しぶりに医師の書いた本を読みました。 医師としての経験年数が近いことや、医局に属さずに経験をつんできた似たような境遇から、共感する部分がとても多かったです。 いろいろなメディアを使って、医療者以外の人に対してもっと医療者の現実を知ってもらうことは大切だと思います。  医...