2015年1月16日金曜日

「「健康第一」は間違っている」を読んでみました

お久しぶりです。年末年始はいかがだったでしょうか。
 今回は12月31日はゆっくりしましたが、1月1日から、ずっと働きっぱなしのなんともゆっくり出来なかったお正月でした。
 ま、こんな年の初めもあるものです。今年もしっかり働きなさいということでしょうか。
 
時間の隙をみて、読書を続けています。(ハリソンをサボりがちですが...)

プライマリケア連合学会の雑誌に紹介されていた

「「健康第一」は間違っている」   名郷直樹先生 著


を読んでみました。
読み終えた感想は、

  ズバッと、言っちゃった!

でも、データの解釈と共に理にかなった説明のもと話をされていると感じました。

中でも、心に残った文章が

かつて短命だった時代には長生きを目指すことが受け入れやすかった。しかし、世界一の長寿を達成した後までその文脈を引きずった結果が長生きが幸福につながっていないという状況を招いた。

前後の文脈があるため、上手に伝わらないかもしれませんが、今の日本の現状を端的に表しているのかもしれません。
「幸せの価値観」
を考えるチャンスだと思います。全員に長生きが良くないとは言えませんが、長く生きることだけが幸せではなく、さらにはとらえ方によっては、不幸と感じることにつながりうると考えるきっかけになりました。


改めて、「今」を大切に、自分のやりたいことをやる。時間を無駄にせず、自分が死ぬときに、生きてて良かった。また、死んでもあんまり悔いがないと思えるように毎日過ごしていきたいものです。
医師としては、

「死なないための医療」「死ぬことを前提とした医療」

この二つのバランスを大切にして、医療を行いたいと思います。
 
病院渡り廊下からの雪景色



0 件のコメント:

コメントを投稿