2014年12月2日火曜日

第2回北海道プライマリケアフォーラム

ERから、少しずつ地域医療へシフトしつつある北海道での日々です。
といっても、メディカルコントロール評議会などにも出席し、救急の現場も頑張っています。

 今回は、11月29日札幌で第2回北海道プライマリケアフォーラムが開催され、実行委員として5月頃より準備にあたっていましたが無事終えることが出来ました。
 たくさんの方が北海道の様々なところから参加して下さりました。学生(医学生、薬学部生、看護学生etc)、初期研修医、後期研修医、ベテランの先生方、看護師etc様々な方の参加がありました。
 その中でも私が担当させていただいた基調講演は、川崎市多摩にある多摩ファミリークリニックの大橋博樹先生をお迎えして、

「地域で求められる家庭医になるためには

   ~あえて考える、なりたい家庭医との違い~」 

というテーマでお話をしていただきました。テンポの良い、歯切れのよい話し方で、あっという間の90分でした。内容も医学生、初期研修医が悩むようなことから、実際に開業されてからの都市型プライマリケア医としての仕事ぶりを話して下さりとても面白かったです。また、当院のことを
  「本来であれば、さびれそうな病院」
なのに地域のニーズに応えようと
  「全科診療医」
とし、何でも診るスタンスを確立した病院は凄い!また、研修としても素晴らしく良い!

と、とても宣伝して下さり嬉しい気持ちでいっぱいになりました笑(会場から笑いもたくさんいただきました。というのも、当院では小児科外来の担当医名が「全科診療医」と書いてあります。当たり前と思っていましたが、やっぱり普通の感覚(患者さんの立場)としてはちょっと理解に苦しみますよね)

とても、印象深かったのは、

 「臨床能力」と「医師会」

というキーワードでした。プライマリケアを頑張ろうとするあまり、「臨床能力」がおろそかになりかねないという警告でした。「患者さんに寄り添って」行う医療。
こんなのは、どんな専門科であっても医師であれば当然のことです。
 患者さんがまず求めるものは、今の自分の体調不良に対する確実な医療「臨床能力」です。
 
優しいだけのヤブ医者は淘汰される


とても、同感です。まず臨床ありきです。そうでないと、患者さんの手助けはできません。

私自身が陥らないよう、臨床に関して分野を問わず日々研鑽していこうと改めて身を引き締める思いでした。

大橋先生の講演

札幌からの帰り 洞爺湖です。

日々、自身が「地域で必要とされる医師」を考えるにあたり、
将来の夢の地ではどのように自分をfitさせて活用してもらえる(させていただく)のだろうかと悩みます。

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