2013年12月31日火曜日

良いお年を。

ここ松前は、雪もわずかにちらつくほどで、いい天気です。

北海道新聞では、12月31日づけ 一面に「地域医療」シリーズが特集されています。
写真を見ると、見たことのある先生の顔が・・・

喜界島で研修していたときの隣島、奄美大島の診療所勤務であった田川豊秋先生じゃないですか!

現在は、羅臼の診療所で地域医療に従事されているようです。
北海道には、鎌倉での研修医時代にお世話になった先生がたが、ちらほらおられるので「人の縁」とはすごいなと思う毎日です。


 年末は、どこにも行かず、松前で迎えようと思っています。
わりとバタバタした一年でしたので、家族でゆっくりとお正月を迎えます。

といっても、ERだった去年までと違って、病棟の患者様も担当しているので、気になる患者様がいたら、ちらっと病院に来ています。いたしかたないものですね。

外傷後血胸のチェストチューブ挿入した人、腹痛の人、発熱の人etc

医療圏は小さくても色々とあるものです。

さて、来年はどんな楽しい一年が送れるでしょうか。

今年の分まで、医療に没頭したいと思います。

では、皆様も来年が良い一年でありますように。



追伸:西伊豆の○島先生 harrison' s club だいたい一日に5〜6Pで順調に進んでいますよ!

2013年12月21日土曜日

松前町立病院のその後⑥ + 今年の振り返り

とりあえず、来年度の方針が立ちました。
(今回は、新聞の写真はやめました。道内では函館新聞の一面、北海道新聞、朝日新聞etc テレビでもNHK,札幌テレビetc 多数のメディアで取り上げられましたので。)

12月19日町長、道庁、国会議員である前町長、「松前町立松前病院を守る会」のメンバーと木村院長で今後の行政の方針についての説明があり、今までの経過についても謝罪がありました。残念ながら、議長の同席はありませんでした。院長からは、「辞表撤回」という言葉はありませんでしたが、「辞表のいったん保留」ということとなりました。その背景には、昨年度の黒字であった決算報告に対して、否決したままである議会の対応や、その責任に対して議会の姿勢がはっきりしていないからでしょう。

 今回のようなことは、全国の公立病院には大なり小なりある問題だそうです。ここまで全面的になる前に、医師が辞める、または、表現は良くないですが「なーなー」で事をすましていることのほうが多いようですが。松前にとって、このことで浮き彫りになったのは、病院の問題だけではなく、町全体として考えないとけないことが明るみに出たということではないでしょうか。
 町民の方には、このことを忘れず、自分たちで、自分たちの町を作っていくのだと前進してもらいたいです。

 それで、私はどうなるか?
ということですが、まずはとても勉強になりました。将来、自分自身が直面しうる問題をこの歳ですぐ近くで経験できたという事。人生でこのようなことは何度も味わいたくないものですが...
 
 来年度については木村院長をはじめとしたすばらしい先生たち、病院の職員のかたがたと、患者さんと向き合い、ぶれる事なく、自分が信じた道を進むのみです。松前のため、そして将来の滋賀県の地域医療のため、日々精進し成長するのみです。

 今年は、マグロ祭りに参加できなかったので、来年は楽しみにしたいです。

 
今年の振り返りを少し。
救急後期研修プログラム終了
北海道松前町立松前病院に赴任
松前に研修にくる初期研修医と一緒に勉強
救急専門医試験に合格
救急隊との勉強会の定期開催開始
介護職員対象の勉強会の定期開催開始

野菜作りのお手伝い(院長の畑です)

ぐらいでしょか。

来年度の予定
 今年開催した勉強会の継続開催を続ける事
 道南地区ドクターヘリ立ち上げのお手伝い(フライトドクター)
 Harrison club(西伊豆病院の木島先生とハリソンを通読する決意をしました。)
 白菜作りをしてみたい。
朝7:30からのカンファレンス風景

total3300ページほど…2年以内で読み切りたいところですが…



それぐらいでしょうか、思いつくところは。
少し、来年度のことで計画が立てられるようになったので、ゆっくりと考えてみたいです。
 



2013年12月4日水曜日

松前町 町立病院 その後⑤

とうとうでました。議事録。

松前町のホームページで誰でも参照できます。


議事録が完成するまでの紆余曲折も少し説明をさせていただきます。


院長から、議会事務局と町長へ議事録を早く完成させて公表していただきたいと要望を出していました。また、音声録音も提出していただきたいと(真実を残すために)要望しておりました。

そうすると、1回目は、「まだ、できていません。音声は提出しません」そのような返答だったため、院長は「何故6月の議事録もまだできていないのですか?普通他の市町村であれば、すぐできるはずですが。」と答え、期日を決めて、再度提出要求をしました。 2回目も同様の返答。3回目は、やっと提出してきましたが、院長の口封じをした場面の議事録が修正されていました。しかも、議長が「暫時休憩」とした後の「再開します」といった言葉がないものを付け加えて。他にも、事実と異なる部分を載せた議事録を提出したため、院長より議会事務局に「再度、事実を残して下さい。」と進言。

4回目にしてやっと、音源と同じ内容の議事録が公表されました。それが、HP上のものです。



 こんなことまでしていて、いまだに、私たち医師の言っていることがわからないといっておられる町民のかたもおられます。本当に真実を自分で確かめたのでしょうか。 研修医の先生がたのお疲れ様会と称して3人でお酒を飲んでいるときにも、地元の居酒屋で「○○先生(私)は、木村院長に影響されすぎていて、ダメだ。...」と奥の席から聞こえてきました。


 本当に大切なことはなにか。皆さん考えて下さい。

医者の本音 (SB新書) 中山裕次郎先生

久しぶりに医師の書いた本を読みました。 医師としての経験年数が近いことや、医局に属さずに経験をつんできた似たような境遇から、共感する部分がとても多かったです。 いろいろなメディアを使って、医療者以外の人に対してもっと医療者の現実を知ってもらうことは大切だと思います。  医...