2013年6月18日火曜日

生き残る病院は教育のある病院

 北海道、最南端の僻地、松前での地域医療。
医療カバー人口は12000人。

 そこに、院長始め8人のスタッフと1人の後期研修医。

そんな田舎に、一ヶ月単位で全国いろいろなところから、初期研修医の先生がほぼ毎月1名〜2名来られる。今年は17人の予定。札幌医科大学、北海道の市中病院、横浜市立大学、その他本州の市中病院etc.
 
 その他、札幌医科大学の地域の勉強として2週間ごとに5年生がやってくる。

年単位で考えるととてもたくさんの学生、初期研修医と接することになる。

地域ならではの、訪問や特養、グループホームなどでの医療の関わりも診てもらいたいですが、やっぱり、医療のおもしろさを再確認してもらいたいです。

 学生には、「呼吸苦で来られた患者様。何を考える?」
と質問し、
 「喘息、肺炎、心不全etc.」
と答えると、
 「じゃ、その中で、喘息だと思ったら、どんな質問をする?」
 
学生「・・・」

僕「喘息ってどんな病気?」

学生
 「慢性炎症に伴う気管狭窄による呼吸苦。wheezeを認め、β刺激薬での吸入やステロイドが治療。」

僕「すごいやん!じゃ、その喘息だと思ったら、どんな質問をする?」
学生「・・・」

僕「じゃあ、喘息で苦しそうな患者さんの真似をしてみて!」
学生「えっ?!」

毎日楽しいです。いかに、簡単な言葉で理解してもらうか。
また、初期研修医の先生、看護師、それぞれレベルの違いもあるので、話す内容も異なる。

 「生き残る病院は教育のある病院。」
 「教育のない病院は、病院ではない。」


ある医師の言葉です。

こんな田舎に将来の医療を担うたくさんの人たちが来る。
僕もまだまだ、勉強しないといけない。
間違ったことを教えてもいけないと思うと勉強する。

そういう意味でも研修医や学生が来ることはいい刺激になる。

地域での医療、ひとつここにpointがありますね。
    
院内の挿管介助の勉強会 for Ns

院長の畑のお手伝い。トマトの花が咲きました



0 件のコメント:

コメントを投稿