2012年1月11日水曜日

集中治療室生活 1週間

普段のER 生活から、毎日ICU(集中治療室)生活となり、1週間が経ちました。
日々、勉強となっています。同時に他施設からも勉強に来られた先生もおられ、とても楽しく勉強させていただいています。
特に印象的だったのは、産科DIC

2日続けて、ほぼ同様の患者様が救急搬送されました。一人の患者様は、現在改善傾向にありますが、一人の方は、残念ながら来院時に心肺停止状態であり、一度は、心拍再開しましたが、その後、半日頑張られましたが、他界されました。

生まれた子供は、お母さんの顔を知らずに育つのでしょう。
ご主人は、残された他の子供にもどのように説明したらいいのかもわからず、混乱されていました。

 「出産」

とは、女性が命をかけて行うとても危険な大仕事なのだと再認識しました。
男性では一生わからないことなのだと。

病態のことだけでなく、患者家族との関わり方もまた新たに経験させていただいています。

命を救ったlevel 1

2 件のコメント:

  1. 突然コメントしたくなりました。
    元高校教師のSさんの奥様は、始めての出産中にトラブルがおき、分娩室からそのまま救急車で他病院のICUへ。待ち望んでいた赤ちゃんの顔を一度も見ることなく、劇症膵炎で3週間後に天国へと旅立ちました。最後の決断をSさんが下したことで奥様のご実家と絶縁し、生後3週間の娘と孤立無援で放り出されました。自分の家族はあまりに遠いところにいるし、自分は45歳で家事など一切したことがないし、一時は真剣に施設に預けることも考えたようですが、その産科ICUに偶然かつての教え子が勤務していて、「必ず育てられるからあきらめないで」と励まされて、父子二人の生活をスタートさせました。
    昼間は勤務、夜中は授乳で、通勤中に運転していた車が電柱にぶつかっているのに気づかずに、アクセルを踏み続けたこともあったそうです。
    Sさんが近所に引っ越してきて知り合ったころは、いろんな思いをされていたからでしょう。ガチガチの鎧を身にまとうように、誰とも親しく付き合わないような生活でしたが、徐々に親しくなり、今ではとても良い友人です。お嬢さんは4月から高校生になります。

    始めて事情を知ったときには絶句しましたが、妊娠出産はどれも皆、奇跡だと思います。Sさん父子にはすばらしい守護神がついているので、この先悪いことは何もないと私は信じています。
    どうか、医療の現場から色々なご家族のサポートをしてあげてください。心から、お祈りします。

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  2. そーりさん
     本当にたくさんのいろいろなご家族がおられますね。
    このような頑張っておられる方のお話を聞くと、今は悲しくてもその子供と、兄弟、ご主人みんながいつか その子が生まれてきたことを
    「生まれてきて良かったね」 
    と言える日が来ることを祈っています。

    医療者として出来ることをこれからも続けていきたいです。これからも、ご指摘下さい。

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