2017年5月22日月曜日

日本プライマリケア連合学会学術総会@高松 5月13日14日

祖父母が高知県ということもあって、四国には懐かしさを感じるのですが、
今回は、仕事で向かいました。
 香川県は、大学の卒業旅行で
 
うどんの旅

をしたときぶり以来。あのときは、ポンコツ車一台で5人。滋賀県から向かい、1日で5食~6食ぐらいうどんを食べて、寝るのは健康ランド・・・懐かしい。


 今回は、駅前での学会開催でしたので
上五島→(高速船)→長崎港→(バス)→長崎空港→(飛行機)→新神戸空港→(電車)→新神戸駅
→(新幹線)→岡山→(快速)→香川

と移動しました。なかなか大変です。でも、この学会の特徴としてやはり地方開催を続けてもらいたいと思いました。地域で頑張っている先生達がどのような地域でやっているのかを感じることができるので。
  ただ、理事長の丸山先生と偶然にもお会いしてその話が出ましたが

「4000人以上の参加があるような場合に、なかなか宿泊施設の問題もあって難しい。なるべく、地方開催を続けたいけどね!」

とおっしゃっていました。

発表したのは、昨年にひきつづき松前病院での医学教育体制について。
去年は、初期研修医をターゲットにしたもの。
今年は、地域実習にくる医学生が望むもの。

医学生を地域医療実習に呼び込むpoint (初期研修医と比較して)
ということで、プレゼンしました。

 昨年は、病院の中のことで色々あった渦中であったこともあり、とても緊張して発表しましたが、今年は、なにも緊張することなく、
自分の思いを伝えることが出来たかなと。

 この法則(流れ?)を違う環境下でまた、試してみたい思いでいっぱいです笑

要は、スーパースターがいなくても、環境が整えば、どんな地域でも教育(伸びる)
ことができて、標準的医療の提供を長く続けることが出来うる

ためにも、地域での教育が大切だと思っています。

他にも、初めてお会いする方や
今までお世話になった方がたにお会いできました。

また、オーストラリアでお会いした先生(実はむちゃくちゃ偉い先生だった・・・初めて知りました)にも、話をする機会があり、また、講演で伺ったのは、40週も学生を地域であずかり、指導するとということです。
 日本でなかなかできないことですが、outcomeとしても、大学で学習することよりもよかったと論文も出されています。とても、刺激的でした。
 また、彼が言っていたのは、地域で働く医師たち(教育をする医師)に、研究をする時間・チャンスを与えることだと。
 そうすることで、GPに進んでも研究が出来る!と学生達が興味を示して、進路を考える人達が増える。

この言葉はとても響きました。今まで、研究はちょっと・・・
と思っていましたが、少し気持ちが動かされました。

研究テーマが「教育」
とするとアウトカムの設定や評価方法がとても難しいです。でも、実際に行われている研究があるのであれば、ぜひ、自分もやってみたいと思いました。

一年に一度、このようにお会いできる機会があるのはとてもいいことです。




 


オーストラリア  フリンダース大学の取り組み


2017年5月5日金曜日

Rural WONCA@ Cairns

 参加してきました。rural WONCA@ ケアンズ
4月に上五島に引っ越して、ほとんど落ち着くまもなく、オーストラリアへ。

僕個人は海外での学会に初めての参加でした。海外に行くのも実は、ガボン以来・・・

とても久しぶりでしたので、いろいろな場面で困ることがたくさんありましたが、いろいろなところに行く、特に海外に行って異なる文化に触れることは、改めて自分の文化を振り返るいい機会になります。

 ケアンズで行われた14th World Rural Health Conference に参加してきました。
目的は
 1. RGPJ(rural generalist program Japan)の発足発表
 2.海外での地域医療について触れる
 3.いろいろな人と出会って、communicationをとる
 4.日本でもなかなか会えない同期と会って話をする
以上の4つでした。

 1.についてはゲネプロ代表の齋藤先生が中心となって発表をされました。
   今後の計画や日本での地域、離島医療を支える一つの形となればという思いを伝えておられました。会場の皆様はとても応援して下さり、スタンディングオベーションで船出を飾ってくれました。僕たちも頑張らないと!という気持ちをさらに強くしました。
  会場の雰囲気は→こちら
 

2.はやっぱりどこの国も地域医療に関して悩んでいることは同じで、
 「人」「もの」「金」
 がない。そのために、そこで暮らしている人に標準的な医療の提供が出来るか。
または、その地域に適した医療を提供出来るかと日々考えておられることを感じました。
学会に来て発表しているような方々ばかりだからかもしれませんが、やはり地域に医療を提供するにあたって、
 「人」の問題にあたる「医師」
については、
   教育環境
   コンサルト環境
   給料の担保
を挙げている国が多かったです。
コレは、日本でも同じですが、教育に関して、インターネットが発達した今、だいぶ
環境が整っているように思います。
 他の国の人達も、これによって日々情報収集しているようです。


rural generalistの定義は国によってもとらえ方がいろいろ異なるようですが一つの参考スライドです。
 3.については、やはり英語、語学の壁を感じてしまいました。
  ホテルや空港ではなんとか通じなくはない。向こうもわかってくれる。

  会場で一対一で質問をするときも少しゆっくりと話をしてくれるのでこれも
なんとか乗り切れる。

  英語プレゼンテーションとその質問に関しては、一気に話すスピードが早くなって
 自分のlistening力のなさにげんなりでした・・・
 
  持ち前の積極性で、カナダ、オーストラリア、オーストリアなどいろいろな国の方と話をして聞きたいことも聞いてみました。
 もっと情報量を増やすためにも英語頑張っていきたいと思います。(日々筋(英語)トレ)

ケアンズは15万人都市。入院できる病院は2つのみ。そのうちの一つがこの病院

入院ベッドが少ないため、ERドクターの役割は大きいようです。(by オーストラリアのER医より)


 4.についても、これはとても大きかったです。徳之島、宮上病院で頑張っている同期の2人とお会いできました。今までスカイプでしかお会いしたことがなかったので、少し時間をもつことができ、お互いの一ヶ月を振り返って情報をシェアしました。また、ゲネプロ運営をしてくださっている皆様にもお会いすることができて、情報をシェアし、2期生以降がさらに研修しやすい環境とは?とdiscussionもできました。

 いずれにせよ、とても刺激になった5日間でした。
家族で参加したこともあって、移動なんかはとても大変でしたが、ケアンズを少し楽しむことも出来ました。

ケアンズのsunrise



2017年4月18日火曜日

上五島での休日の過ごし方

2週間がたち、部屋の片付けもそこそこに進みこちらでの生活に少しずつ落ち着いてきました。引越が続いたので役所などの手続きがワヤになりましたがなんとか。
 土曜日は朝から夕方までの日直。ER医としての一番慣れ親しんだ業務。
病院業務にはまだ慣れていませんが、ERはやっぱり落ち着く。

 ただ、注意していることは自分の出来ることをする

だけではなく、今までの病院の流れも意識する

ということ。特に私たちゲネプロとしての派遣は1年と短い。
病院側も初めての受け入れ。
私たちも初めてのことも多い。

少しずついろいろなケースを通じてコンセンサスを作っていきたいと思っています。

かねてから、息子と「長崎に行ったら、釣りしよーねー」
と言って、長崎行きを楽しみにさせていたこともあり、やっと釣りに行けました。
サビキで。アジがほとんどでしたが、サイズがものすごいです。入れ食い。
5歳の子どもにはとても楽しかったようで、
「次は、もっと大きいの釣ろう!」
だって。船に乗らないと・・・

下の写真は、中通島の最北端、津和崎海岸の灯台からの写真。

天気がいいと、韓国が見えるようです。
曲がりくねった道をひたすら北上すると、ここに着くのですが、
え?こんなところに?という場所に集落があります。
隠れキリシタンの島だった名残だそうです。それぞれの地域に教会がありました。
歴史を感じます。