2019年9月3日火曜日

summer camp 2019 in HIRADO に参加して

「安全を与えることはできないかもしれないけど、安心を与えることはできる」

離島で22年働いている先生だから、言える言葉

 この週末、お誘いをいただき長崎県平戸市にある平戸市民病院へ講演をしに行ってきました。金曜日から日曜日までの3日間のキャンプ。今回で14回目だそうで、すごい!
長崎県は、離島を抱える県で、医学生に対しても奨学金制度を古くから導入して、離島に医師を派遣するシステムを作っています。(なんと言っても、自治医大のモデルとなった県です) early exposureが医師の人生を決定する要因の一つと言われていますが、このキャンプもそういった意味合いでも1年生の医学生がたくさん参加されていました。
 医学部に入ってまだ半年。とても初々しい学生さん達に囲まれてきました。
レジェンドである白石先生や八坂先生と同列に座らせていただきました。

 本当は初日から参加したかったのですが、いかんせん遠い・・・
google mapを使って調べても、長崎空港からのほうが便利なのか、福岡空港からのほうが便利なのか?!
 結局調べた結果とこちらでの勤務もあるため、いろいろ悩んだあげく、土曜日の朝一出発を選びました。
 


初めて、羽田空港が開くと同時頃に入ってみましたが、朝5時には結構人がいるんですね。びっくりです。(そういう私もいたのですが・・・)

 飛行機に乗るとほぼ同時に、寝て、気付いたら、福岡空港。


そこから、ぴっかぴかのレンタカーで、平戸へ向かいます。レンタカーっていいですね。いつもの車と違うものに乗れる楽しさとか、最近の車の便利さを感じたりして・・・USB差し口が元々付いてたり、ナビの操作もしやすかったり。素晴らしい!
コンパクトカーで十分楽しみました。


福岡空港から、平戸までは2時間30分とでました(googleさんで。) まるで、函館空港から、松前の距離。
 最寄りのスタバに寄って、カフェインを取りながら、出発。道はとてもスムーズで、快適。
 平戸は、橋で繋がっているため、島といっても陸路で行けます。道の駅にはいろんな素敵な魚が待ち構えてました。
平戸に入ってからも、目的地である「平戸市民病院」は結構遠い。橋を渡ってから30分ぐらいは運転します。海岸沿いを走ったり山道を通ったりして、のどかな景色を眺めながらのドライブです。面白いなと思ったのは、棚田がたくさんあることです。長崎はもともと平野があまりないのですが、平戸も同様。それでも田んぼをつくっていることにびっくりです(棚田を見ると、自分の地元を思い出します。)
 病院着は12時
前日までの大雨が嘘のように素晴らしい天気でした。
病院駐車場から見える景色
ちょうど、参加者の皆さんは、地域体験をしてから戻ってくるところで、午前中は、地元の人と魚をさばいたり、お寿司を作ったりと楽しんできたところでした。
 午後1発目の眠たいところで、「日本と世界の僻地医療」というテーマで話をさせてもらいました。
 
「見て、聞いて、感じて、Rural Generalist」と銘打って
包括支援を学ぶ学生さん達もいたので、オーストラリアの医療システムについて行政を巻き込んで作られていることを話させてもらいました。
 その後、ザンビアでの医療経験と、そのコミュニティー作りまでされてきた杉本先生(長崎大学熱研)の話があり、ワールドカフェ形式の「地域と健康について」。これも久留米で開業されている今立先生、江口先生コンビ。おもしろかったー。

 最後トリは、隠岐島前病院の白石先生の「離島医療はおもろいで!」

 白石先生には、朝のプライマリケアレクチャーシリーズを通して、面識がありました。また、松前病院のときのいろいろな問題があったときに、白石先生も私のこのblogを見て下さっていたというご縁があり、今の私の選んでいる道についてもいろいろとアドバイスをして下さっています。ここ、平戸でお会いできたのはとても嬉しかったです。
 夜は、BBQをしながら、関係者や医学生、初期研修生といろいろな話をして、話が面白すぎてほとんど肉は食べれませんでしたが、とても充実していました。
大きなニンニク!
代わりに「Giant girlic」を食べてました笑 これ、とてもおいしかったです!

夜は、離島僻地医療のレジェンド達と夜中までいろいろ話をしてました。14回続くこの会が素敵なのは、ゆるーくみんなが繋がっていること、また来たいなーと思う雰囲気がある会だからなのかなと思いました。
レジェンド八坂先生

3日目は、参加者によるワークショップ。
 「地域で健康に長く暮らすためには?」
3日間を通じて、聞いた話や、自分たちが体験したことを通じて、まだ、医学部に入って半年しか経っていない学生や、地域の人を支えようとする職業を目指している学生さんが斬新ないろいろな意見を出していて、とても刺激的でした。固定概念は壊していかないといけないですね。
 参加した2日間を通して、今までにいろいろなところで出会った方に再会できたこと、今まで出会った人と関係のある人と知り合えたことに感謝。
 また、最近自分が悶々と悩んでいたことが小さく思えてきました。
もっともっと、できることがたくさんあると感じました。
 
 ある先生と話をしていて、楽しいことを考えつきました笑
私から、連絡があったら、それは、その誘いだと思って下さい笑

いつもより、ちょっと長めですが、今回のまとめ
 地域医療はやっぱりおもしろい!
 レジェンドだけでなく、僕たち世代が横のつながりを持って、押し上げる必要がある!
平戸のホテルから。来年も来たい!

返りの道の駅


今回の機会を与えて下さった、中桶先生、長崎大学へき地病院・再生支援機構の皆様、本当にありがとうございました!これからも宜しくお願いします!


研修医の先生にお勧めの本たち

松前のときに勉強に来ていた医学生の子から、連絡をもらいました。 「無事に国家試験が終わりました。研修医として働き始めることになると思いますが、お薦めの本はありますか?以前、松前にうかがったときにいろいろと薦めていただいた記憶が・・・」 ということで、本人には直接御連絡した...