2017年9月15日金曜日

離島生活折り返し

早いもので、9月も半分まで来ました。
 今月が終わると、この島での生活も半年になります。

ということは、このプログラム(RGPJ)の前半部分である、1年間の離島/へき地での研修が半分終わることになります。

 とても、とても早い半年です。
10年の医師生活で、初期研修→ER後期研修→へき地研修
と進んで、今は「離島での外科研修」
 
 4月〜7月までは、オーストラリアや銚子への出張などが重なり
なかなか病院内でのコンスタントな業務が出来ずペースを作ることが出来ませんでしたが
8月9月と規則正しい生活ができております。(週単位、月単位で考えて)

 GENEPROに興味を持っておられる先生方や、研修医の先生、医学生さんたちも見ておられると思うので、どんな生活かをお伝えしたいと思います。
上五島病院での日常は、こんな感じ(あくまでも「外科プログラム」の私の立場での視点です。)
 ・月〜金
  7時30分頃病棟へ 回診
  8時30分〜午前中は外来
 (総合診療科外来・診療所診療・整形外科外来・救急外来・上部消化管内視鏡) 
  午後〜
    手術のある日は手術・その他、ERCP、PTCDチューブ挿入など
 ・土日
  日直や当直、診療所外来 がなければ、基本休みです。
  (術後の方や気になる患者さんがおられるときは病院に行くことが多いですが・・・)    
 当直などの時間外勤務も月に4〜5回
  
  外科医として手術をしているの?
 と聞かれることがありますが、主に麻酔担当をしています。
 というのは、今後の自分の身の振り方を考えたときに、必要かつ、この一年間でもっとも勉強させていただけるのは「術中麻酔」だと。
  離島といっても、ここでは、虫垂炎や胆嚢炎、鼠径ヘルニアでも、
 患者様さんの同意があれば、基本は腹腔鏡下手術を行っています。(リスク、ベネフィットを考えて、腹腔鏡下手術のほうがメリットがあると判断したとき・ようは都市部と同じ環境です)
 
 では、半年でどれだけ麻酔に入ったのか。
  total38件(うち全身麻酔30件)
 
出張や夏季休暇で抜けてた日数を考えると、 (だいたい、2件/週ペース)
復習しながらであれば、ちょうどいいかなと。
 では、術野にはどれだけ入ったのか?
 total14件
麻酔に入るため、必然的に少なくなります。
でも、この他に整形外科の手術にも2件入らせていただいているので
とても勉強になっています。

今の自分には、確かに経験値も当然必要ですが、振り返る時間が必要かつ重要です。

魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教わるだけでとどまるでなく、
魚を調べて、どういった特性があるのか、どうやったらもっと釣りやすくなるのか?
次をもっとよくするためにはどうするのか?

一つの症例から、多くを学んでいきたいと思います。

さあ、プライベートは?
ということになりますが、私は他の研修生より英語のskillがないためなるべく英語の勉強時間に当てています。
といっても、島に妻、まだ小さな子供たちを連れてきてますので、家族の時間も当然大切です。
 なので、平日はなるべく5時〜7時すぎまでは英語の時間にあててます。診療所への移動中のタクシーの中、自転車での通勤時間もなるべくイヤホンでの英会話フレーズをlistening。
(オンライン英会話もはじめました。)
IELTS 7.0を越えることを目標にこつこつと。

 モチベーションを維持するのがとても大切ですが、一緒に頑張っている同期(ゲネプロ)や病院のスタッフに恵まれているので刺激し合いながら頑張ってます。
 
 その他にも、将来の自分の姿をイメージしたり、地域での医学教育の充実を実現させることをイメージして、モチベーションを維持しています。

何よりもGENEPROに挑戦したいと思っておられる皆さんに一番大切なのは、
   「未来の自分を描く」
ことだと思います。

Time flies pass, so lead a full life.


2017年8月6日日曜日

研修医の机?! いえ、私の机です...


ふと、医局の自分の机を見ていて思ったこと
「麻酔関連、外科関連、内科学会雑誌、産科救急トレーニング、ハリソン内科学、英語関連・・・」

研修医の先生の机か?!

医師11年目ですが、まだまだレジデントみたいな生活です。毎日忙しく楽しく過ごしてます。
 つい先日は、整形外科の先生たちと救急出身の先生たちとで合同の準緊急手技、
 急性腹症の患者さんの手術を婦人科の先生たちと外科医たちで。

科を越えて一緒に一人の患者さんに向き合えていることがとても幸せです。

臨床の充実だけでなく、自分の一番足りていない「English skill」

筋トレのように毎日頑張りましょう!

2017年7月17日月曜日

workshop in 銚子 

行ってきました。銚子(千葉県)

GENEPROの年間スケジュールの一つ

年2回のワークショップのうちの1回目が、千葉県銚子市の島田総合病院で開催されました。

鹿児島県徳之島の宮上病院、長崎県上五島の上五島病院、千葉県銚子市島田総合病院でそれぞれ研修をしている1期生が集まったのは5月のケアンズ以来(島田総合病院で研修されている同期の先生とは初対面)
  スカイプでは顔を毎月あわせていても、やっぱり会うのは別。お互いの進捗状況を確認したり、モチベーションが上がりました。

 ワークショップの内容は、

「The 手技」

ということで、
 眼科診療:スリットランプの使い方(隅角が狭い人の見つけ方など)
 整形外科診療:よく出くわす骨折・脱臼の診断、初期対応
 循環器診療:抗凝固薬の使い方
 麻酔科診療:神経ブロックのためのエコーの使い方(腕神経ブロック)
 産婦人科診療:内診の仕方、お産の仕方(吸引分娩も)
 検査:腹部エコーのスクリーニング方法by エコー技師

+English lecture

でした。
 スーパーバイザーの先生方、オーストラリアから駆けつけて下さった
 McPhee夫妻ありがとうございました。
 会場を提供して下さった島田総合病院の皆様ありがとうございました。
 一から作り上げたGENEPROスタッフの皆様お疲れ様でした。

手技に特化したレクチャーでとても実践的でした。

私自身にとっても、ERの後期研修で眼科ローテーション、整形外科ローテーションをしてはいましたが、とてもいい復習になりました!

2期生候補、3期生以降の候補者の方々も参加されていて、自分たちが研修プログラムに
参加した場合にどのような研修が待っているのか?
 懇親会のときにもいろいろと話をしました。

私自身の根底は、地域医療のボトムアップ、スタンダード化

だと思っていますので、今回お会いした皆さんとの


「出会い」

を大切に、これからもどこかで繋がっていければと思っています。
あと、3時間ほどで、島に戻ります。

学んできたことを臨床に活かして、毎日をhappyに過ごしましょう。


自分自身がhappyでなければ、周りの人をhappyにすることは難しい(by スーパーバイザー)

島田総合病院職員食堂からの眺め

院内に温泉があります!

スリットランプを使いこなせ!

眼球エコーで網膜剥離を見逃すな!

角膜異物除去も1/3までの深さまでOK!

肘関節脱臼を見逃すな

針先を見逃すな。

子宮マッサージとアトニン5単位を忘れないで。