2020年8月5日水曜日

なぜ、診断につまるのか?

研修医と一緒に仕事をしていると、日々基本に立ち返って、物事を考える機会が多いです。
自分にとってはとても勉強になっています。

「なぜ、診断につまるのか?」

臨床をしていて、永遠のテーマだと思います。100%の答えはないですが、
これに対する答えは、やはり

「思いつく鑑別疾患が少ないから」
「主訴がぶれるから」

この2つにつきると思います。小手先の技術はありません。
自分自身も研修医の時によく言われました。
入り口である「主訴」を患者さんに何度も確認することはとても大切です。
「主訴」から、考える鑑別が大きく変わりますから。

ただ、横一列にして病名を想起するのでは、これもダメ。

must rule out(絶対に除外したい疾患)
common disease(よくある疾患)
rare but consider(まれだけど、考えた方がいい疾患)

というように、病気の重み付けが必要です。
軸とでも言えるでしょうか。

まずは、ここで病気が出てこなければ(想起出来なければ)、

どんな問診をしていけばいいのか?
どんな手がかりがほしいのか?
どういう身体所見を重点的に診ていけばいいのか?

がわかりません。
問診で得られる追加情報を用いて、
鑑別に挙げた病名のmost likely  , less likelyをふるいにかけていく

当たり前のことですが、こういう思考回路で診察をしているということを
文字におこすというのも復習になります。
7月も充実してました!
7月も充実!
Q1:参考図書は?
A1:沢山あります笑
本当に、日本語で書かれた名著が沢山。
一つで完璧!ではなく、ぜひ、何冊か読んで、共通項は重要事項。それぞれで違う表現になっていれば、それぞれを学ぶつもりで勉強してください。

Q2:実践が少ないんです。
A2:シミュレーションしましょう。一人でもできます。おすすめは、ホワイトボードに書きながら、消したり加えたり。反復練習をすることで、主訴に対するアプローチが出来るようになります。
実際の症例とリンクしてjournalclub


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